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米政権、武漢ウイルスと明言

Japan In-depth / 2020年3月11日 11時47分

中国外務省報道官は「このウイルスの発生起源についてはなお調査が進行中だ」と述べるとともに、「このウイルスを中国ウイルスとか武漢ウイルスと呼ぶことは証拠もなしに中国に発生の責任を負わせようとする不当な動機に基づいている」とも言明した。


これに対してポンペオ長官は「ウイルス対策で中国共産党の基礎データの扱いをみて、ともに協力しようとすると、信じられないほどのフラストレーションに襲われる」と述べ、さらに「中国共産党政権自身がこのウイルスは中国の武漢市で発生したと明言しているのだ」と強調した。


中国側では共産党政権による武漢市全体の隔離など、ウイルス拡散防止の対策は大胆な方法をとったことに対して王毅外相は「この中国的な対応のシステムこそ、その速度、規模、効率において中国独自の長所を証明した」とも語っていた。



▲写真 Wuhan citizens rush to buy vegetables during Wuhan coronavirus outbreak 出典:China News Service


しかしアメリカ側では習近平政権が武漢での集団感染が明白になった後もその事実を隠蔽し、感染を公表した現地の医師に沈黙を強いて、懲罰まで加えたことが感染を早めたという認識が一致している。


ポンペオ長官のコロナウイルスへの「武漢コロナウイルス」という呼称はこうした状況下であくまで中国当局の責任や武漢での発生の事実を明確にするための表現方法だといえる。


トップ写真:ポンペオ米国務長官 出典:Flickr; Gage Skidmore


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