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新型ウイルスでオンラインスナック誕生

Japan In-depth / 2020年3月22日 7時11分

 


ママってこんな人だったんだ。うん、うん。わかるよ、ママの話。僕はママに賛成だ。でもいやちょっと自分の意見も言いたいな、あ~ママは画面の向こうだから話せないぢゃないか・・・やっぱ、これは「スナック」じゃないよ。寂しすぎる・・・


 


ところーがっ!「オンラインスナック」は、ママと飲めるし、ママと話せるのだ。どうやって?


 


店のシステムはこうだ。まず、自分はモニターの前で、勝手に酒を飲むなり、ジュースを飲むなりするとして、ママには、飲み物をおごるのだ。やり方は簡単。PayPayを使ってママに送金すればいい。ママが入金を確認したら、モニターの向こうでお酒を飲んでくれる。ちゃんとコメント付きで。「〇〇さんから入金ありました~。ごちそうになりま~す!」と。


 


やっぱ直接ママと話したい!そんな人は決められた料金を同じくネット送金すれw      ばよろしい。さすれば、ツーショットダイヤルよろしく、ママとネット電話で話すことが出来る。無論その会話はオンライン上で流れ、すべての視聴者、もとい、客が聞くことになる。これはリアル店舗でも同じだ。ママとの会話はそもそも周囲の客にダダ洩れなわけだし。コメントもウェブ上に書き込めるから、客はツッコミ自由なところもなんだかリアルと一緒で楽しい。


 


ここまで読んでまだピンと来ない人は「オンラインスナック」の画面のショットを見て欲しい。



写真)「オンラインスナック たまみ」ライブ配信の様子


提供)ヒマナイヌスタジオ


 


 


画面にはスマホ決済アプリ「PayPay」の送金用QRコードとママのIDが表示されている。ママに飲み物やおつまみをおごりたい人は500円を、ママと話したい人は1000円を、PayPayから送金する仕組みだ。


 


筆者も1000円送金し、複数のママ(ママといってもみなそれぞれご職業をお持ちの方々だが)とお話をさせてもらった。お互いfacebook


やネットで相手の事を検索し、大体のバックグラウンドを知ってからなので話は早い。というか、聞きたいことを聞けるし、聞いてもらいたいことを聞いてもらえる心地よさがある。


 


昭和の「スナック」とはひと味もふた味もちがう、まさしく新時代の「スナック」といえよう。


 


アイドルやタレント、アーティストなどにいわゆる「投げ銭」をして応援するサービスは既に立ち上がっている。ライブ配信サービス「SHOWROOM」や「17Live!」などが有名だ。しかし、大人のコミュニケーションをターゲットにしたサービスはこれまでなかったように思う。Japan In-depthもこちらのスタジオを使って生配信を行っているが、もう一つすごい仕組みがこのスタジオにはある。


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