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NY、9.11に匹敵する惨状に

Japan In-depth / 2020年4月2日 15時56分


写真)ビリージーンキングナショナルテニスセンター


出典)flickr : Ajay Suresh


改めてニューヨーク州知事、市長が声を大にして言うのは「在宅の徹底、家族・同居者以外の他人と物理的距離置くことの徹底」であり、外出禁止10日目を超えようとしている今、知事はそれぞれの個人の自制心(individual discipline)を持って団結することが肝要である、と語っている。


テレビでもネットでも盛んに言われているのが他人と6フィート(180センチ)の距離を置く、ということの徹底である。


例えば私が地元で毎日見ているニュース局は徹底していて、通常キャスターが並んで出演するような報道番組は、キャスターすべてが局内の別々の違うスタジオから出演。生放送中、顔を合わせない。現場で取材する他の記者、キャスターは局に戻らず、基本、自宅から顔出しのレポートである。おそらく裏方のスタッフも同じであろう。今後、厳しい展開が予想される今、この先、市民の重要な情報源であるテレビ局が放送を出せないような事態にならぬよう、先を見越した対応であろうことに感心する。



写真)各キャスターが局内の別々のスタジオから出演している様子


筆者撮影



写真)ケーブル局・NY1ニュース。新型コロナがニューヨークで出始める前の通常の放送の状態(局のオフィシャルコマーシャルからの画像キャプチャ)。


筆者撮影


こういう徹底ぶりは、メディア内にも感染による死者も出て、おのずと危機感が高まっていることも大きいと思う。仕事を失ってしまった私は、当初、仕事がある彼ら同業人を羨ましく見ていたが、今働いている人は皆、命がけになってしまった。


病院は言うに及ばず、警官、消防士、公共交通機関で働く人、いろいろなエッセンシャル・ビジネス(必要不可欠な仕事)で感染者・死者が多く出始めている。今必要不可欠、と言われる仕事現場で働くどれほどの人が、現場から逃げ出したいと思っていることだろう。現にニューヨークのアマゾンで働く従業員は、会社が従業員の新型コロナ関連における安全への配慮をしていない、とストを決行したが解雇され、アマゾンが州当局から激しく非難される展開となっている。


買い物にでて、近所を歩いてみた。


市長が警告したにも関わらず、先日までバスケットボールを楽しむ若者が多くいた公園のバスケットボールコートに行ってみると、各国語で「グループでコートの使用しないこと」と市当局の張り紙があり、人影はなかった。


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