米で武漢ウイルス研究所流出説
Japan In-depth / 2020年4月19日 19時18分
▲写真 国立武漢ウイルス研究所(WIV『中国科学院武漢病毒研究所』 出典:国立武漢ウイルス研究所(WIV『中国科学院武漢病毒研究所』)ホームページ
さらに翌4月15日にはFOXテレビが「アメリカ政府国務省は今回のコロナウイルスが武漢の中国側の研究所から発生したと、確信するにいたった」という趣旨をニュース報道として流した。
同報道は複数の政府筋が明かしたところとして、同ウイルスが武漢ウイルス研究所(WIV)で生まれ、外部へ流れたと米側では断定するようになったと、伝えていた。
ただしそのウイルスは生物兵器として作られたわけではなく、中国側が危険なウイルスの防止や管理に関してアメリカよりも優れた能力があることを証する目的で研究が進められたという。だがコウモリから人間への感染は同研究所で実験され、その後にそのウイルスが一般社会へ流出したとされていた。
トランプ大統領の今回の発言はこうした経緯からの質問への答えだったのだ。
なおコロナウイルスの研究所からの流出の可能性についてはこのサイトの私の連載コラムでも今年2月25日に、「新型ウイルス中国研究機関から流出?」というタイトルで報じたことがある。
この「研究室からの流出」という見解がさらに確実性を増してきたといえそうだ。
トップ写真:新型コロナウイルスとトランプ大統領(イメージ) 出典:Marvin Moos, flickr (Public domain)
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