バイデン陣営勝利は時期尚早

▲写真　黎智英リンゴ日報社主（2019年7月9日）　出典：Wikipedia; 美国之音莉雅

 

〇　欧州･ロシア

ベラルーシの大統領選挙不正疑惑で抗議デモが各地に拡大、数千人が拘束されたという。ＥＵや国連は当局の弾圧を非難、ベラルーシでも「●●色」革命は起きるのか。

 

〇　中東

何故か米大統領がUAEとイスラエルが国交正常化合意を発表した。変な話ではあるが、真の問題はパレスチナ問題の風化。これで問題が解決するとは到底思えない。

▲写真　イスラエルとUAEの国交正常化を発表するトランプ米大統領（2020年8月13日 ホワイトハウス）　出典：flickr; The White House

 

〇　南北アメリカ

大統領選の郵送投票の是非や失業者支援策の規模をめぐって議会民主党とホワイトハウスがガチンコをやっている。米国も、決まらない時には何も決まらない国なのだと痛感する。民主主義とはかくもコストの大きい制度なのである。

 

〇　インド亜大陸

特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。

トップ写真：米民主党のジョー・バイデン大統領候補（前副大統領）とカマラ・ハリス副大統領候補（上院議員）　出典：Joe Biden for President: Official Campaign Website