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手越祐也という男を皆さんは誤解している

Japan In-depth / 2020年8月19日 20時56分

退所会見でも、一部の人にはかなり身勝手な印象を与えているようだが(参考記事)、「僕はウソをつかない」といったようにまっすぐ向き合う「正直さ」も魅力的だ。


彼を見ていて、元気になる人も多いだろうし、「手越ならしょうがない」と思った人も多いだろう。僕もそんな一人だ。


しかし、彼の世間のイメージ、彼の活動をよく知らない人にとっては「ちゃらい」「遊び人」「軽い」などなどマイナスイメージの多い人間でもあった。人とは連絡先を気軽に交換するため、女性との付き合いも多かったようで、人脈も幅広いため、結果的に悪い筋との付き合いなどもあったようにみえるなど、スキャンダラスに批判されるなどしてきた。


他のジャニーズメンバーがうちうちで交友を深めたり、言い方が悪いが群れているように見えるのとは対照的に、経営者・サッカー選手などと幅広く交流しているなど、普通のジャニーズタレントとは少し違った行動を垣間見せてきた。


自身でも認めているように「スーパーポジティブ」。即行動の行動。記者会見でもメディア相手に何時間も未来を語り、話術や頭の回転の速さを見せている。


明治大学付属中野中に受験で入学し、高校は当初付属高校に進学したものの、堀越高校に転校して、卒業している。高校時代も勉強ができたと言われている。話術も含めて、たんなるジャニーズタレントの枠には収まらない能力の高さを、彼をよく観察すれば見えてくるのだ。


 


■ ファンをここまで大事にする?、新時代のエンターテイナー


ジャニーズ事務所のタレントの中でも「ファン」を元気にしたいと強調していたタレントの1人でもあった。


「ファンのために~」という割には、ぶっきらぼうに対応するタレント、ビジネスだから、客商売だから、仕方なくファンサービスをするタレントは本当に多い。


しかし、手越さんは違う。彼は「ファンを愛したい」「元気にしたい」とあらゆる場面で宣言するのだ。今回の本でも「ファンには絶対に幸福でいてもらいたい」と強調する。自意識過剰でかっこつけている面はあるが、彼の言動や行動を見ていると、どうやら本心のようなのだ。


そのほか、彼の名言にはこんなのもある。


「アンチは俺のことを叩いてることによってスカッとしてる!それはその人のためになってる。だからアンチは俺に『ありがとう』を言うべき!」


「身の回りに起きた良いことも、悪いことも、すべてに感謝して。だって、どの経験もひとつでも欠けたら、今の俺にはならなかったから。」


「やっぱりチャレンジすることが大事。失敗か得るものはたくさんあるから。どんどんチャレンジして栄養を自分に蓄えてほしい」


「劣等感や能力不足って、結局は努力で埋めていくしかない。逃げられないから」


(【出典】「「日本中のハートを奪いたい」手越祐也名言100選」などから)


正直言うと起業家のようなメンタリティなのだ。



▲画像 出典:YouTube 手越祐也チャンネル


たしかに、独立の記者会見もYouTubeでその裏側も見せているなど、YouTubeの登録者はなんと152万人にまで増えている。そこでは、一般人向けに曲を募集したり、無人島生活「手越島」など様々な企画を実行に移している。


手越祐也が切り拓く新しいエンターテイメントの可能性。手越さんが手越さんである限り、彼の歌唱力やその能力でファンの期待を超えてくれるだろう。


トップ写真:手越裕也氏 出典:@YuyaTegoshi1054


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