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「Go To Eat」錬金術師に物申す

Japan In-depth / 2020年10月8日 7時0分

今回の一連の「Go Toキャンペーン」は感染拡大防止と同時に行われている苦肉の景気刺激策だ。何もしなければ、飲食業のみならず、観光業、交通運輸業、イベント・エンタテインメント業などへのダメージは壊滅的となろう。今は景気を国民全員で支えるときでは無いのか?


欧米のように新型コロナで悲惨なことになっていないことをいいことに最近少し浮かれているのでは無いか、と思えてくる。先日の記事にも書いたとおり、飲食店で大声で騒ぐ集団など散見するが、三密を避けるために泣く泣く席を間引きし、消毒剤やアクリル板などに多額の出費をしてまでなんとか営業を続けている店が多い中で、どうしてもう少しお店や周りの客に気を遣うことが出来ないのか。


景気が腰折れしたら、また不景気にまっしぐらだ。困るのは私たち自身だという想像力を働かせてもらいたい。


来年度予算の概算要求も総額過去最高の105兆円超だ。景気が回復しなければ、そして、コロナ禍が収まらなければ、更なる財政投入が必要になる。国民の借金がどんどん積み重なるばかりだ。


今は国民全員が歯を食いしばって、助け合い、この困難な状況をなんとか乗り越えねばならないときだ。673円を儲けるより、やるべきことがあるはずだ。それを考えるのが今の我々に課せられた義務なのではないだろうか。


トップ写真:鳥貴族HP GO TO EAT キャンペーン画像 出典:鳥貴族


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