北朝鮮、軍事パレードと金正恩の謝意
Japan In-depth / 2020年10月13日 9時0分
今週の産経新聞のコラムは「緩衝地帯」や領土問題「棚上げ論」につき書いた。詳細は本文をお読みいただきたいが、要するに大陸の陸続きの国境しかない地域での領土をめぐる国際政治は基本的に、「緩衝地帯」で直接対決を避けるか、「棚上げ論」で塩漬けにするかしか出口はないということ。海の国境しかない日本とは大違いだ。
〇 アジア
インドネシアは、長年米国がビザ発給を拒否してきたプラボウォ・スビアント国防相が10月15日から訪米する公式日程を明らかにしたそうだが、その意味が気になる。
〇 欧州・ロシア
米国ピューの各国調査で、中国に好意を持たない声が70%を超え、英、独、蘭、瑞、西など欧州諸国で否定的回答がこれまでで最も多かったという。潮の目が変わったのか。
〇 中東
中国の外交部長が、訪中したイラン外相と会談、「中東の緊張を緩和するための新たな協議の枠組みをつくる」よう呼び掛けたそうだ。これは弱者同盟なのか?
〇 南北アメリカ
トランプ氏が「全快」をアピールしても、激戦州の数字は改善しない。マーケットはバイデンと民主党上院の勝利を織り込んでいるのに。サプライズがないのがサプライズ?
〇 インド
インドのコロナ感染者が遂に700万人を突破したそうだ。流石は人口大国だが、同じ巨大な人口を抱える中国がゼロに近いなんて信じられない。中印のどちらか、もしくは両方に重大な問題があるようだ。
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ写真:北朝鮮の軍事パレード(2020年10月10日 平壌) 出典:労働新聞
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