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「温もりが必要な所に人が寄り添う社会を」規制改革担当相河野太郎衆議院議員

Japan In-depth / 2020年10月23日 23時0分

細川氏は河野氏に、規制改革を継続していくために何か政策を考えているか聞いた。





河野氏は、これまで3年の期限付きで設置されていた政府の「規制改革推進会議」を今後は常設とし、継続的に専門家からの問題提起を促す方針を明らかにした。





ⒸJapan In-depth編集部



■ 公務員の働き方改革





細川氏は、公務員の働き方を考えるにあたり、国会の慣習は見直すべきだと指摘し、まずどこから手を付けるべきか聞いた。





河野氏は「公務員の働き方(改革)はかなり急を要する」と述べた上で、主に





 ①長時間労働の見直し 





 ②「国を背負う仕事を通して自分が成長している」というやりがいを取り戻す





の2点を進めるべきだと述べた。





河野氏はさらに、現在自民党内でも、下村博文政調会長と「働き方改革」を進めていると述べた。これまで自民党は、部会を午前8時に自民党本部で行うことを慣習としており、多くの職員が朝早くから資料作りなどの準備に追われていたという。河野氏は「自民党で急速にペーパーレス化やオンラインでの説明が受け入れられることになりそうだ」と述べ、実現すれば職員の負担を大幅に軽減することで「霞が関の働き方改革にも繋がる」との見方を示した。





さらに今月7日、人事院総裁が首相に人事院勧告を手渡す際「働き方改革も進めなければならない」と発言したことも踏まえ、積極的に公務員の働き方改革に取り組むとした。





■ 「将来の首相候補」として





細川氏は、河野氏が総理大臣を目指すのであれば国民に明確な政策構想を打ち出さなければならないと述べ、現時点でどのような国造りの方針を掲げたいと考えているのか聞いた。





河野氏は「新しい内閣が発足したばかりなので、先のことを見るよりもまずは自分のやらなければいけないことをやっていくことが大事」だと述べた上で、「少子高齢化に歯止めがかからない中、東京や地方都市への一極集中が進み、人と人のつながりが薄くなってきている」と述べた。





また河野氏は「人と人との繋がり、温もりはいつまで経っても大事なものに変わりない」と述べ、「高齢化や人口減少という視点から見ると日本は世界の最先端を走っており、世界各国が日本の対応を注視している。デジタル化や新しい技術を活用することで、人がやらなくて良いところはAIやロボットに任せ、本当に温もりが必要とされている所にきちんと人が寄り添う社会を実現したい」と述べた。





細川氏は「規制改革は始まったばかりだが、1年はあっという間に来てしまうので、政権構想をまとめられることを期待する」と締めくくった。





(この記事はラジオ日本「細川珠生のモーニングトーク」2020年10月17日放送の要約です)





「細川珠生のモーニングトーク」





ラジオ日本 毎週土曜日午前7時05分~7時20分





ラジオ日本HP http://www.jorf.co.jp/index.php





細川珠生公式HP http://hosokawatamao.com/





細川珠生ブログ http://tamao-hosokawa.kireiblog.excite.co.jp/





トップ写真:ⒸJapan In-depth編集部




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