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第3波も「ものかは」の人たち

Japan In-depth / 2020年12月6日 14時1分

新型コロナ感染症のやっかいなところは、無症状陽性者がいることだ。自覚症状がなくとも、感染しているということは、他人に感染させる可能性もあるということだ。





厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」にも以下の記述がある。





問3 無症状病原体保有者(症状はないが検査が陽性だった者)から感染しますか。

 一般的に、肺炎などを起こすウイルス感染症の場合は、症状が最も強く現れる時期に、他者へウイルスを感染させる可能性も最も高くなると考えられています。

 しかし、新型コロナウイルスでは、症状が明らかになる前から、感染が広がるおそれがあるとの専門家の指摘や研究結果も示されており、例えば、台湾における研究では、新型コロナウイルス感染症は、発症前も含めて、発症前後の時期に最も感染力が高いとの報告がされています。

  したがって、人と人との距離をとること(Social distancing: 社会的距離)、外出の際のマスク着用、咳エチケット、石けんによる手洗い、アルコールによる手指消毒、換気といった一般的な感染症対策や、十分な睡眠をとる等の健康管理を心がけるとともに、地域における状況(緊急事態宣言が出されているかどうかやお住まいの自治体の出している情報を参考にしてください)も踏まえて、予防に[1] 取り組んでください(予防法のQ&Aを参照ください)。





自分自身と自分の大切な人の健康を守るため、そして感染を拡げないためにやるべき事を私たちは第1波、第2波で学んだはずだ。しかし、人間というのは忘却の生き物なのか、もうそんな記憶はどこかに飛んで行ってしまったようだ。





▲写真 イメージ 出典:Pixabay



感染が怖ければ外に出るな、という極論は意味がない。というより、経済活動が完全に止まれば、どのみち全員、生活に窮することになる。それを防がねばならないから政府もロックダウンをしないのだ。





結局、私たちが外食する際の選択肢は、1つしかない。





「手指を清潔にし、距離を保ち、静かに食べる」





お店側もせっかく来ているお客さんに「静かにして」とは言いにくいだろう。しかし、上記のことが守れない人達は、間接的に営業妨害していることに等しい。「金を払っているんだから何をしてもいいだろう」ということにはならないのだ。





新型コロナに限らず、ウイルスと人類との戦いは続く。私たちはある意味、試されている。





トップ写真:イメージ 出典:Pxhere




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