韓国文政権、支持率過去最低
Japan In-depth / 2020年12月8日 19時0分
今週の産経新聞では「世界の警察官」を取り上げる。シェール革命、エネルギー自給化、オバマ大統領の「世界の警察官は辞める」発言、不要になった中東駐留米軍の撤退加速、といったマコトシヤカなるストーリーは本当なのか。天邪鬼の筆者はこれに挑戦している。詳細は木曜日の紙面をご覧頂きたい。
〇アジア
ビーガン米国務副長官が韓国を訪問するらしい。北朝鮮情勢を含む地域の安定に向けた両国間連携強化を協議するそうだが、一体何を話すのかね。ちなみに、ビーガン氏もあっという間に副長官に昇格したな。政治任用の国だから当然なのだが、それにしても、他に人はいないのだろうか。トランプ政権の末期を象徴する出張である。
▲写真 ビーガン米国務副長官 出典:Wikipedia パブリックドメイン
〇欧州・ロシア
英のEU離脱をめぐり、英EU間FTA交渉が続いている。多くの分野で進展があったものの、「英海域でのEU漁船の漁業権」「公正な競争環境の確保」「紛争解決などのガバナンス」の3分野で重大な相違が残っているそうだ。おいおい、これって全然進展がなかったということではないのかい。英国はまだBrexitをやっているのだ。
〇中東
中東関係国際会議「マナマ対話」でサウジ王家のトルキー元駐米大使がイスラエル政府のパレスチナ迫害を批判し「中東で植民地主義を続けている」と発言したらしい。一昔前なら当然なのだが、イスラエル首相のサウジ訪問が報じられた後の発言だけに興味深い。サウジもトランプからバイデンに乗り換えようとしているのだろうか。
〇南北アメリカ
ジュリアーニ元ニューヨーク市長が法廷闘争のための全国行脚中に新型コロナに感染したという。一時は大統領候補にも名の挙がった大政治家だが、こうした晩年の「お騒がせ」振りを見ていると、米国内政の劣化は極まった思いがする。ジュリアーニよ、お前もか、と言いたいところだが、今はまず一日も早い回復をお祈りしたい。
〇インド
特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ写真:文在寅大統領 出典:Flickr; Republic of Korea
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