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ワクチンウェブ予約ハードル高し

Japan In-depth / 2021年5月16日 15時28分

ワクチンウェブ予約ハードル高し




安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)





【まとめ】





・高齢者対象の新型コロナワクチン接種が各自治体で始まっている。





・ウェブ予約はネットに慣れていない人にはハードル高し。





・家族に代行してもらうか、自治体職員がウェブ予約を手伝うサービスも。





 





医療従事者に続き、高齢者の接種が各自治体で始まっている。東京都・世田谷区では高齢者(昭和32年4月1日以前に生まれた方)に対する接種が4月末から始まっていて、筆者も対象者なので、5月11日(火曜)に「新型コロナワクチン接種券」が配送されてきた。その日のうちにインターネットで予約を取ってみた。その時感じたことを紹介しようと思う。





■ ネット予約の難しさ





一言でいうと、ネットに慣れていない人には少々難しい。以下、実際の予約プロセスを紹介する。





まず、区から届く「新型コロナワクチン接種券 在中」と書かれた封書を開封する。









▲写真 「新型コロナワクチン接種券」が同封されている封書 ⒸJapan In-depth編集部





中には、「接種券」、「新型コロナワクチン接種の予診票」、「新型コロナワクチン予防接種についての説明書」、「新型コロナワクチン接種のお知らせ」が同封されている。





「接種券」には予約の時に入力する「券番号」が記載されている。見本として記載されている「券番号」(下の図に赤枠で囲われている)の方が大きく目立つのに対し、「接種券」に記載されている「券番号」は老眼では見えないくらい小さい。間違える高齢者は多いだろう。









▲図 接種券 出典:世田谷区





ワクチン接種当日は、「接種券」と「予診票」、それに「本人確認書類」(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポート、介護保険被保険者証など)の「3点セット」を持参しなければならない。「予診票」は接種当日持って行けば良い。予約時には特に必要無い。









▲図 予診票 出典:世田谷区





■ ワクチン接種のウェブ予約





新型コロナワクチン接種をウェブで申し込む流れは以下の通り。まずは予約サイトにログインだ。電話で予約する方法もあるが、回線が混雑して繋がらないケースが各自治体で頻発している。出来ればウェブ予約がいいだろう。









▲図 新型コロナワクチン接種完了までの流れ 出典:世田谷区新型コロナワクチン接種予約サイトご利用方法のご案内





さて、予約のプロセスだが、





①「ワクチン接種予約サイト」のバナーをクリックすると、「新型コロナワクチン接種インフォメーション」の画面に飛ぶので、「ワクチン接種のご予約はこちら」のバナーをクリック。









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