ワクチン2回目を接種完了せり
Japan In-depth / 2021年6月29日 12時43分
安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)
【まとめ】
・筆者は2回目の新型コロナワクチン接種を終えた。
・大規模接種センタースタッフの作業スピードが格段にアップしていた。
・手入力が多く、マイナンバーカードの普及が急がれる。
東京都民である筆者は、昨日6月28日、千代田区大手町の大規模接種センター(以下、センター)にて2回目の新型コロナワクチン接種を終えた。1回目は5月24日、センターが開所下初日の午前中に受けた。その5週間後に2回目となったということだ。センターのワクチンはモデルナ製であり、間3週間のファイザーのワクチンと違い、間を1カ月空けなくてはいけない。ちなみに筆者は副反応はほとんどなかった。
写真)ワクチン接種を待つ人の列
ⓒJapan In-depth編集部
■ スタッフの習熟度が格段にアップ
まず、2回目の接種で印象的だったのは、センターのスタッフの習熟度が格段にアップしていたことだ。1回目はオープン初日ということもあり、臨時に雇用されたと思われるスタッフは、明らかに戸惑っていた。一番最初の本人確認の段階で配備されたタブレットの使い方がよく分からなかったスタッフは、隣に立っている担当者(日本旅行の人だった)に指導を仰ぎながら、なんとか手入力していた。まさに手探り状態だったわけだ。
それから1カ月たち、人間というものは慣れるものだなぁ、と感心してしまった。スタッフの人達の入力作業のスピードはおそらく5倍くらいにアップしていたし、動線の確保と案内するスタッフも手慣れたもので、あたふたする高齢者は全くいない。案内係が要所要所で「こちらにどうぞ」、「〇〇色の線にそって進んで下さい」(動線は手渡されるファイルの色と同じ色で分けられている)、「こちらの椅子に座ってお待ち下さい」、と実にきめ細かくガイドしてくれる。それにしても約5メートルおきに係が配備されており、これはちょっと過剰ではないか、と苦笑してしまった。こうした人達を雇用するにも結構お金がかかるだろうに。。。
それはともかく、全ての作業がスピードアップしているのは間違いない。センター到着から接種後の経過観察(筆者は15分)を入れても45分で終わった。
■ 全てがアナログ
一方、予診票は事前に手入力して持って行かねばならないし、ワクチン予防接種済証(シール)は台帳に貼って手渡される。「大切に保管して下さい」と係の人に言われたが、絶対無くす高齢者はいると思う。
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