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専門家反対でもパラ児童観戦なぜ

Japan In-depth / 2021年8月22日 18時0分

そもそもオリンピックの時は自宅でテレビで観戦して下さい、と小池都知事も言っていたではないか。なぜパラリンピックだけは違う対応なのか。教育的価値がある、という説明だけで納得する人はいまい。





テレビで観戦すれば、選手の表情などより近くではっきりと見ることが出来るし、番組内では、選手のこれまでの練習の経緯や人物像、それに他国の選手とのデータ比較など、興味深い解説を見聞きすることが出来る。会場に行かねばならない理由はないだろう。教育的価値を言うなら、会場での観戦ありきではなく、多様性や共生、差別の問題などを普段の授業の中でどう取り入れるかの方が大切だろう。





内閣支持率が下がり続けているのは、こうしたダブルスタンダードとつじつまの合わない自己正当化が目に余るからだ。オリンピックを実施すれば国民も感動に湧いて支持率もアップするはず、と高をくくっていたのだとしたら、それは大いなる勘違いだし、児童観戦の問題も、国民の意思を見誤っていると言う他はない。





トップ写真:東京2020パラリンピックに先立ち、車いすラグビーの練習セッション(チームフランス)東京・代々木スポーツアリーナ、2021年8月22日 出典:Photo by Alex Pantling/Getty Images




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