日本外交は当面「海図のない航海」続く
Japan In-depth / 2021年10月5日 23時0分
それにしても、日本の民主主義とは一体何なのかを考えさせられる要求である。
〇アジア
北朝鮮が4日午前9時から南北間の全通信回線を再開したという。金正恩の先月末の最高人民会議施政演説を受けた措置らしい。韓国には「通信回線再稼働の意味を深く刻み、・・・先決すべき重大課題を解決するために積極的に努力しなければならない」と呼びかけた。遂に経済が立ち行かなくなったのだろう。安易な妥協は不可だ。
〇欧州・ロシア
国際調査報道ジャーナリスト連合が発表した「パンドラ文書」によれば、世界の現旧首脳35人が、巨額資産を隠すためタックスヘイブンを利用していたという。英国、チェコなど欧州諸国だけでなく、ヨルダン、アゼルバイジャン、ケニアなどの首脳・元首脳が名指しされているそうだが、幸い、日本の政治家に金持ちはいなかったようだ。
〇中東
先週、オマーン北部にサイクロンが上陸したという。場所は首都マスカットから100キロほど西に行った北部の地点。上陸時の最大風速は秒速33メートル以上、マスカットで189ミリの雨が記録されたが、それはオマーンの年間降水量2年分に当たるという。多くの人はこれを地球温暖化による異常気象と見るだろうが、果たしてそうか。
〇南北アメリカ
米国で新型コロナの感染による死者数が70万人を超えた。60万を超えたのが6月半ばだから、新たに10万人が死亡するのに3カ月半しかかからなかったということ。ワクチン接種率も後発の日本に追い抜かれている。一体何をやっているのだか。それでもワクチンを打たないアメリカ人がいるとは・・・、心配だ。
〇インド亜大陸
特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは来週のキャノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ写真:岸田文雄新首相就任(10月4日)、首相官邸で閣僚と共にフォトセッション。 出典:Yoshikazu Tsuno - Pool/Getty Images
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