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コーリン・パウエル元米国務長官逝去

Japan In-depth / 2021年10月19日 20時8分

あのパウエル将軍が亡くなった。彼は古き良き共和党の良識を代表する政治家だったが、晩年はその共和党に支持すべき政治家がいなくなってしまった。大統領選で共和党のはずのパウエル元長官がオバマ候補を支援し、民主党の党大会でバイデン候補のために演説をするなんて。心からご冥福をお祈りしたい。





さて、話を中国・台湾に戻そう。今週の産経新聞と日経ビジネスのコラムでは、中台両首脳による演説の比較と、ワシントンでの対台湾「曖昧戦略」に関する議論について詳しく書いたので、ご一読願いたい。前者では筆者の愛読する某有力日刊紙の記事が如何に先入観と事実誤認に基づいて書かれているかについて書いた。





一方、後者では米議会内で伝統的「曖昧戦略」の変更を求める声が超党派で広がりつつあるが、果たしてそうした声がコンセンサスになることが米中関係にとって良いことなのかにつきやや批判的に分析している。この点は日本の安全保障にも直結する大問題だと思うのだが、日本のマスコミの反応は悲しくなるほど鈍い。





なお今週の外交安保TVは筑波大学の東野篤子准教授をお招きし、中東欧地域と中国の関係などについて存分に語ってもらった。自分で言うのも何だが、筆者にとっても、目から鱗の話が多く、大変勉強になった。お時間のある向きは、ちょっと覗いてみてほしい。





今週は時間の関係でこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは来週のキャノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。





トップ画像:ワシントンDCで講演する、コーリン・パウエル元国務長官(2009年1月9日)出典:Photo by Brendan Smialowski/Getty Images




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