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韓国大統領選直前世論調査 野党候補優勢

Japan In-depth / 2022年3月7日 16時3分

以上の調査内容だけでも尹錫悦候補の優位は固いが、これらの調査には、尹錫悦候補と安哲秀候補の電撃的一本化は反映されていない。また3月4日、5日の両日行われ、5日午後6時に締め切られた事前投票の投票率が36.93%と過去最高となったことも反映されていない。


 


3)尹候補への一本化で尹錫悦得票が5%上乗せ?


 3月3日午前8時に、尹錫悦候補と安哲秀候補との1本化が電撃的に発表されたが、これで安候補支持率7%の内、約5%分が尹候補に上乗せされると専門家は分析している。このままの趨勢で推移すれば、8ー10ポイント差で尹候補が勝利するだろうと予測している。韓国株式市場でも、尹候補銘柄が上昇し李候補銘柄は下落した。


 


4)最大の変数は選挙管理委員会の動き


この流れに変化をもたらす最大の変数は政権寄りの委員で固められている中央選挙管理委員会の動きだ。これまでの選挙でも与党寄り決定事例が度々指摘されている。今回も李候補の選挙公報物に「虚偽の記載」があるにもかかわらず、削除の必要なしと結論づけた。


また4日からの事前投票では、恩平区シンサ1洞の投票所で、あらかじめ「1番李在明」と記された投票用紙が発見され大騒ぎとなっている。そうしたことから今回の大統領選挙でも、最大の変数は選挙管理委員会の与党寄りの動きだとの声が高まっている。


トップ写真)テレビ討論会に臨む大統領選候補者。左から野党「正義党」の沈相奵氏、主要野党「国民の力」の尹錫悦氏、野党「国民の党」の安哲秀氏、与党「共に民主党」の李在明氏(2022年3月2日 韓国・ソウル)


出典)Photo by Jung Yeon-Je - Pool/Getty Images


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