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幻のワクチン担当大臣

Japan In-depth / 2022年3月7日 23時29分

「堀内詔子ワクチン担当相の国会での答弁が野党からの批判を浴びる場面が目立っている」





「岸田首相が抜擢したが、ほかの閣僚からも堀内氏の答弁能力に懸念の声が上がっている」





「立憲民主党の木戸口英司議員の質問にも堀内氏は緊張した表情で手元のメモを読みながら『迅速な情報提供を』などと説明したが、質問とかみ合わず、別の議員からは『違うページを読んでいるんじゃないか』と声が上がった」





「堀内氏の答弁はその後も安定せず、事務方の官僚が答弁を引き取った。出席議員からは『なんのための担当大臣なんだ』とヤジが飛んだ」





「堀内氏は『自分の発言で政府や党に迷惑はかけられない』とか『自分がどこまで手を出してよいのかわからない』と漏らす」





この記述だけでも堀内詔子という人物が大臣には適していないことが自明だといえよう。ちなみにこの種の堀内大臣の不適格性を指摘した同様の記事は毎日新聞にも出ていた。









▲写真 岸田文雄首相(2022年2月25日 首相官邸) 出典:Photo by Rodrigo Reyes Marin-Pool/Getty Images





なぜこんな人物がいま日本国民の最大関心事ともいえるワクチン接種の最高責任者に任じられたのか。その理由はひとえに岸田首相の自己派閥の重視だといえそうだ。





堀内議員は岸田氏の属する宏池会、岸田派の期待される若手なのだという。しかも堀内議員の父親の故・堀内光雄元通産相は岸田氏をいろいろと世話した実績もあるのだともいう。





以上の背景が任命の理由だとすれば、岸田首相は派閥内の利害や、自身の利害、恩義をこのコロナ禍という国家非常時に国民の福祉に優先させた、ということになってしまう。





一刻も早い適格なワクチン担当大臣の登場を望みたい。





トップ写真:堀内詔子ワクチン接種担当相(2021年11月20日) 出典:首相官邸ホームページ




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