イスラエル総選挙、ネタニヤフ復活も
Japan In-depth / 2022年6月22日 23時0分
●そうは言っても、このような首相交代劇を永久に繰り返せるのか、と問われれば答えは否だろう。こんな事態を繰り返していたら、いつかはボディブローのように効いて来る可能性が高い。それでも、「2人いたら、3つの意見が出て、4つの政党ができる」という昔聞いたジョークを思い出した。こんなこと今は誰も言えないだろうが・・・。
〇アジア
ロイターによれば、中国の避暑地・北戴河で7月1日からテスラ車両の進入が禁止されるという。この「北戴河」、党幹部や長老らが人事や政策につき意見交換・調整を行う舞台だが、日本でいえば一昔前の「軽井沢」だろう。テスラ車両搭載カメラの安全性を懸念したためらしいが、それでは「中国のEV化」って一体何なのだろうね。
〇欧州・ロシア
来週スペインでNATO首脳会議が開かれ、日韓豪NZ4か国首脳会合があるそうだが、どうやら日韓二国間会議はないらしい。4か国会合は「日本側からの提案」だというが、日韓はマルチでは対面するが、バイでは時期尚早ということか。当然だろう。日韓首脳会談を安売りする必要はない。時間をかける方が近道だと思うが・・・。
〇中東
サウジアラビアが「虹色」のおもちゃや子ども服は「同性愛を促進する」としてリヤド市内の店舗から商品を押収したそうだ。同性愛を禁止するイスラム法解釈により、「ルールと風紀に反するスローガン」を取り締まるのだという。だが、実態を知る者にとっては、こんなことで同性愛がなくなるとは到底思えないのだが・・・。
〇南北アメリカ
コロンビアの大統領選決選投票で、左翼ゲリラ出身で元ボゴタ市長だった上院議員が当選したそうだ。コロンビアで左派政権誕生は初めてだが、米国はどう対応するだろうか。日本には直接関係がない、などと言わず、米国の外交を鳥瞰的に見るためにも、南米の情勢をしっかりフォローしておく必要がある。
〇インド亜大陸
特記事項なし。今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ写真:演説をするイスラエル前首相ネタニヤフ氏(2022年4月6日、イスラエル・エルサレム) 出典: Photo by Amir Levy/Getty Images
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