チェイニー大敗が米政治に与える影響
Japan In-depth / 2022年8月25日 7時0分
●予備選敗北後、「予備選は終わったが、本当の仕事はこれからだ」「私の政治家としての仕事は、ドナルド・トランプが二度と大統領執務室に近寄れないようにすること」 などの発言を繰り返す
●予備選の翌日には新たに資金集めのため自身の政治行動委員会(Political Action Committee)の設立を届け出るなど、全米規模の政治活動を展開する準備を始めている
スペースの関係もあるので結論を急ごう。以上から導き出される筆者の独断と偏見に基づく「仮説」は:
●短期的にはトランプの勝利、チェイニーの敗北を意味する
●同時に、現在の「アメリカ第一主義」の優勢と「ネオコン」の衰退をも象徴する
●一方、中長期的にはトランプ前大統領の政治的影響力の翳りを暗示する
●チェイニーの大統領選出馬は彼女が大統領になりたいからではない
●彼女の目的はトランプとの「差し違え」だが、その前にトランプ失脚の可能性もある
●彼女が出馬できれば、民主党の若手新人に当選の可能性が出てくる
というものだ。さて如何だろうか?
今週は夏バテ気味なので、このくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ写真:ワイオミング州ジャクソンで開催されたイベントで演説するリズ・チェイニー氏(2022年8月16日、アメリカ・ワイオミング州)
出典:Photo by Alex Wong/Getty Images
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