維新代表選【政策・人間力分析】その3 梅村みずほさん
Japan In-depth / 2022年8月26日 11時0分
西村健(NPO法人日本公共利益研究所代表)
【まとめ】
・日本経済活性化のために、ベーシックインカムを強調している。
・母親の立場から教育の無償化の優先順位を高く設定。
・女性役員が24名うち1名しかいない維新において、女性代表として代表選に臨む。
日本維新の会の代表選、第3回は梅村みずほさん。
1978年9月10日生まれの43歳。愛知県名古屋市生まれ。父は金融機関につとめる転勤族、母は専業主婦の家庭に生まれる。富山県立呉羽高等学校卒業。2001年3月、立命館大学文学部卒業。旅行代理店のJTBに入社。2003年から、京都・大阪を中心にMBS・KBS・FM京都などを中心にフリーアナウンサー・タレントとして活動。タレントオフィスともだちに所属し、ラジオ・テレビ・イベント司会などで活動。華のある活動とはいえ、「レギュラーの仕事は週2コマ入る地方局のラジオニュースだけですし、お金もたくさんいただけるわけではありません」という実情だったようだ。
2009年4月よりフリーランスに転向した。2017年春、同じ立場の夢ある女性を応援したいという想いで「働き女性のためのトークスキルラボ」を始動し、話し方教室を運営。京都橘大学非常勤講師、京都府高等学校文化連盟放送専門部講師を務める。「幼少期からコミュニケーション能力を高める教育プログラムを作ろう」という思いを持っていたそう。2019年、参議院議員選挙に大阪府選挙区から立候補して、初当選。
▲写真 出典:日本維新の会、代表選挙HP
■ 政策は?
日本大改革プランや維新八策をベースにしているものの、今回の選挙では以下の政策を掲げている。
1.政党交付金・幹部決済資金・立法事務費の透明化
2.支部交付金の使途適正化と地方議員への分配
3.文通費使途を地方の政務活動費使途を参考に再検討
4.衆参両院議員の多選禁止と各級議員の流動化
5.ハラスメント窓口の設置など、党内弱者を救済
6.議員・秘書・職員の研修・教育機会の充実
7.「維新八策」「日本大改革プラン」の継承
8.宗教・教育・家族などへのタブーなき議論
▲図 出典:日本大改革プラン
梅村さんは特にベーシックインカムを強調している。その目的は、日本経済を活性化するものだとしている。イメージは国民1人1月6、7万円を主軸に考えているそう。また、ベーシックインカムを実現するためには、財源論を考えるべきと強く主張している。財源論から逃げてはだめだと強調する。中でも、ベーシックインカムをやるという前提で、金融資産課税をどれだけにするのかの党内議論、その活性化を望んでいるそう。
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