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「高岡愛誕生」未公開メモ③「政局より政策」 「高岡発ニッポン再興」その35

Japan In-depth / 2022年11月6日 18時0分

一方、自民党の3つの会派の統一協議は一転、決裂しました。市長選で角田市長を推した自民党未来創政会と、前の教育長を推した自民党議員会が会派名などで折り合わなかったのです。いったんは創政会に合流する形で大筋合意したが、市長選に端を発する対立は埋まらなかったのです。決裂したタイミングは、我々が「高岡愛」設立の発表をした翌日です。


 結局、自民党籍を持つ市議の会派は、「高岡愛」含めて4つになったのです。


 私が「高岡愛」の嶋川議員と熊木議員に口を酸っぱく言っているのは、「政局より政策」です。市民に寄り添って、一つ一つの政策を練り上げる方が大事だと思っているからです。


ジャーナリストとして30年間、政治をウォッチしてきましたが、とかく官僚や役人は、自分の都合のいいことばかり主張します。バラ色の未来を描くのです。政治家も、それに同調します。この役人と政治家の「馴れ合い」が、日本の競争力低下につながったのです。国だけではありません。高岡市もそうです。


しかし、今は人口減少、デフレの時代です。官僚や役人の甘言に惑わされてはいけません。将来の市民のためにも、健全な危機感を持つのは、大事です。今が良ければいいというのは危険です。そのためには、勉強が必要です。高岡市という行政組織をチェックするには、議員として政策を磨く。これが不可欠なのです。「不都合な真実」も見る勇気が問われています。高岡市は、じわじわ水温が上がり、ゆだって死んでいく「ゆでガエル」になってはいけないのです。


「高岡愛」結成から、1年経ちました。私は議員として、さまざまな経験をさせていただきました。うまくいくときもあれば、失敗する時もありました。


議会でカラス問題を質問すると、市当局は捕獲用のおりを1基追加で設置。議会での質問の重要性を改めて実感しました。また、再質問した際、要領を得ず、まごついたりもしました。これは大いに反省しました。


市民の声を聞きながら、市当局と向き合う。この基本動作を続けてきたつもりです。今後、あと3年の任期です。


謙虚にぶれずに、邁進しますので、皆さま、今後ともよろしくお願いします。


(①、②)


トップ写真:「高岡愛」オンライン市政報告会の様子。


出典:筆者提供。


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