1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

盲目ランナーも 富山マラソンで見えた別の風景「高岡発ニッポン再興」その39

Japan In-depth / 2022年11月11日 11時0分

マラソン翌日の地元新聞を読んでいて、私が目にしたのは、全盲のバイオリニスト、穴澤雄介さんだと、分かりました。穴澤さんは、生まれつき、目と心臓に障がいがあり、高校生の時に視力を失いました。幼い頃は、50メートルを走るのが精いっぱいだったそうです。穴澤さんはこの日、完走しました。私が断念した後、20キロ以上走り続けたのです。お疲れ様です。


市民マラソンの良さは、タイムだけではありません。やはり、さまざまな人が走っていることです。速い人もいれば、遅い人もいる。途中棄権含めて、それぞれの走り方があります。現実社会を凝縮したのが、マラソンです。途中棄権したからこそ、穴澤さんにお会いできました。


マラソンを終えると、多くのランナーが「完走しました」と、フェイスブックに上げています。羨ましいと思う反面、私は、棄権は棄権でまたよしと、思っています。大事なのは参加することです。来年の富山マラソンに向けてまた、準備します。


トップ写真:富山マラソン会場に集まるランナーたち(富山県、高岡市) 出典:筆者提供


この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください