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空き校舎活用は地域住民が決める 「高岡発ニッポン再興」その50

Japan In-depth / 2023年2月3日 18時0分

▲写真 いいづなコネクトWEST コワーキングスペース「自習室」かつては図書館だった 提供:筆者





かつての校長室は子ども含めて誰でも自由に利用できるスペース、保健室はランドリー、職員室はラーメン店になっています。





一方、三水第二小学校は1983年建築されましたが、「いいづなコネクトEAST」という施設に変わりました。こちらは、「食・農・しごと創り」がテーマとなっています。特産のリンゴを活用したシードル醸造所のほか、企業の開発拠点も入っています。自由にものづくりができる部屋やコワーキングスペースなども設置しるそうです。サテライトオフィスにもなっています。





飯綱町はスピード感をもって再編しました。4つあった小学校を2にすることを決めましたのが2016年。実際に廃校になったのは、2018年3月です。そして、この2つの複合施設がオープンしたのは、2021年です。





どうやって決めたのでしょうか。驚いたのは、徹底した住民の協議です。プロジェクトチームのメンバーは、自治会の代表や議員らです。WESTは15人。EASTは14人。役場職員はメンバーに入っていません。事務局です。





WESTは25回、EASTは19回会合を開き、提言書を提出。それをベースに、転用しました。企画課は「壊すのは簡単です。小学校は地域コミュニティーの核。地域住民の意見を尊重した」としています。





改修にはおカネがかかります。地方創生推進交付金を使いました。その結果、飯綱町の2つの小学校の負担は2億7700万円に抑えられました。国は1億9500万円交付されたからです。高岡市に比べ1ケタ安いお金です。





飯網町の動きを調べて、私はやはり、地域住民の声を聞くことが大切だと、痛感しました。住民ファーストの政治を続けたいと思っています。





トップ写真:いいづなコネクトEAST 提供:筆者




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