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「腐敗認識指数」2022年版

Japan In-depth / 2023年2月7日 23時32分

人口世界一で入れ替わったとされるインドが40で85位、中国が45で65位。その間に42で77位のベトナムがいる。


マレーシアでは、ナジブ・ラザク首相時の2016年に政府系ファンドの1MDBを巡る世界で最大級とされた不正資金スキャンダルが起きており、ラザク元首相は現在獄中にある。汚職騒動は相変わらずで、昨年11月の総選挙で希望連盟(PH)を率い勝利し首相の座に就いたアンワル・イブラヒム首相は副首相に汚職疑惑で起訴されたアフマド・ザヒド・ハミディ国民戦線(BN)議長を副首相に据えて連立政権としている(もう一人の副首相はサバとサラワク州からの枠で選出)。そのマレーシアは47の61位だ。


韓国は63でイスラエルと並び31位。ヒマラヤの小国ブータンは台湾と並び68で25位につけている。


北米および中南米では前述のように、上位はカナダとウルグアイが74で14位、米国が69で24位、チリが67で27位、コスタリカが54で48位となっている。しかし、大国のブラジル・アルゼンチンは38で94位、メキシコは31で126位、ベネズエラに至っては14で177位だ。


まだ触れていない欧州の国では、フランスが72で21位、オーストリアが71で22位、ポルトガルとリトアニアが62で33位、スペインが60で35位、ラトビアが59で39位。チェコ・ジョージア・イタリア・スロベニアが56で41位、ポーランドが55で45位、スロバキアが53で49位、ギリシアが52で51位などとなっている。ハンガリーは42の77位だ。


中東・中東アフリカでは、イスラエルが63で31位であることはすでに言及した。次いで、アラブ首長国連邦(UAE)が67で27位、カタールが58で40位、サウジアラビアが51で54位。ヨルダンが47で61位、バーレーンが44で69位。低位は、トルコが36で101位、エジプトが30で130位、イランが25で147位、レバノンが24で150位。シリアは既述のように下から2番目の13で178位だ。


アフリカでは、ガーナ・セネガル・南アフリカが43で72位、ブルキナファソが42で77位。チュニジアが40で85位、エチオピア・モロッコ・タンザニアが38で94位、コートジボワールとレソトが37で99位、シエラレオネが34で110位、アルゼリアとアンゴラが33で116位、ザンビアが33で116位、ケニアとニジェールが32で123位と続く。ナイジェリアが24で150位、ジンバブエが23で157位、スーダンが22で162位、コンゴが21で164位、コンゴ民主共和国が20で166位、リビアが17で171位、イエメンが16で176位、南スーダンが既述のシリアと同じ13で178位、ソマリアが12で最下位の180位となっている。


トップ写真:北朝鮮平壌、メーデースタジアムのアリラン祭(2011 年 9 月 14 日)


出典:Photo by Mark Edward Harris/Getty Images


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