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シン大谷翔平になろう「新入社員に贈る言葉」その5

Japan In-depth / 2023年4月5日 23時0分

そもそも、日本というこの国は、近い将来、「間違いなく」大きな地震が起こり、恐らく壊滅的な影響を受けるのでしょう。もちろん。「地震が怖いから海外に住め」と言っているわけではなく、「日本に住むこと」に拘らず、「働く場所は日本でないと・・・」という思い入れを捨てて、何が起こってもいいように、柔軟にスキルや経験を積上げていけば良いのです。日本にいてインターネットで世界的なビジネスをやっていたっていいのです。





2.学ぶ姿勢





インターネットの進化に加えて、最近chatGPTで俄かに話題になっているAIの進化は、やはり「トンデモナク」進むでしょう。これまで、「AIが進化して既存の職を奪っても、AIの活用に伴って人間しかできない職が新たに作り出されるのだから雇用については問題ない」と言っていた評論家も、chatGPTの爆発力に恐れをなして、そうした言葉を言わなくなりつつあります。こうした進化、進歩は加速度がついていくものです。





はっきり言いますが、AIに限らず、進歩や進化が今後どのように進み、何をもたらすかは僕にもわかりません。





しかし、こういう時代でもはっきりしていることが一つだけあります。





「学ぶ姿勢を持ち続ける者は、そうでない者よりも圧倒的に有利だ」ということです。英語だけでなく、過去の知識や経験は、インターネット検索、AI、Web3・・・などで代替可能になっていきます。学校で劣等生だった人、マンガくらいで本を読んでいない人、ゲームばかりやっていた人、いわゆる発達障害がある人、LGBTQ・・・とにかくこうした過去のこと、持って生まれたものとは無関係にチャレンジできる地平が目の前に広がっているのが、これからの社会なわけです。逆に、伝統校を卒業して、人が羨むような有名企業の新入社員ほど、現在に安住し、これまでは有能と言われた(しかし今後はわからない)オジサンたちに頭を押さえられて、今後が危ういのかもしれません。





大谷翔平がメジャー1年目のキャンプで打撃絶不調に陥り、イチローに教えを請うたことがありました。イチローは「自分の才能を信じろ」と言い、翔平は「自分の才能は、色々試し、学び成長することだ」と考え、日本での足上げ打法から、メジャーの速球に対応できるすり足打法に変え、打てるようになりました。「学ぶ姿勢」それがもしなかったのなら、身長が高いだけの人間であったかもしれないのです。かく言う僕も、御年67歳の高齢者ですが、AIを始め、あらゆることに好奇心を持ち続けて日々を送っています。





さて、繰り返しますが、「シン大谷翔平」の素質が誰にでもある、つまり学ぶ姿勢がありさえすれば何でも出来るようになるかもしれない君たちには、「トンデモナイ可能性」が拡がっています。恐らく人類誕生後、最も可能性に充ちた時代が今なのかもしれないのですから。





トップ写真:ロサンゼルス・エンゼルス対シアトル・マリナーズの打席に立つ大谷翔平(2023年4月3日)出典:Photo by Alika Jenner/Getty Images




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