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人を信用するな「新入社員に贈る言葉」その6

Japan In-depth / 2023年4月8日 11時0分

「人を信用しないこと」。これが今回のテーマだ。


人の足をひっぱろうとする人がいかに世間に多いか。これから皆さんは実感するだろう。


なぜ人の足を引っ張るのか。動機は「妬み」だ。なぜあいつだけが上司に可愛がられるんだ。なぜあの人だけがいつも表舞台に立てるのか。同期なのにあいつが先に課長になるのはおかしい。。。etc.


実力があるから昇進したり、引き立てられたりするのだが、「妬む人」はそう考えない。「なにか不公正なことが起きているに違いない」。と、こうなるわけだ。こういう考えに憑りつかれた人は、人の悪口、あらぬ噂などをばらまくようになる。あなたを騙したりすることもあるだろう。


そんな輩はほっておけばいい、と言う人もいるが、気分のいいものではない。ましてやそのうわさが独り歩きしてはたまらない。


ではどうしたらいいか。実はそういう人は制御できない。残念ながらどんな組織にも一定数いるものだ。


かくいう私も(後で分かったことだが)、そういう経験を何回かしている。普通に同僚として付き合っていたし、そんなそぶりは微塵も感じさせない人間だったから、私の足を引っ張ろうと躍起になっていると知った時は愕然としたし、残念だった。


結局行きついた結論は、人間、目の前の仕事に精進するしかない、ということだ。人を妬むような人を相手にしても始まらない。同じ土俵に乗っても得るものはなにも無いと知ろう。時間のムダでしかない。仕事の内容で勝負しよう。


「お天道様は見ている」という言葉もある。周囲の雑音に惑わされることなく、自分のやるべきことを全うしてもらいたい。さすれば、周りの人は必ず評価してくれる。


そのためにも、貴方の周りで聞こえてくる、人の噂や悪口などには同調しないことだ。中には社内に派閥を作ろうとするものもいる。そういう誘いにも安易に乗らないことだ。相手はうまいことを言って貴方を引きずり込もうとする。「甘言を弄する者」には要注意だ。


会社は仕事をするところ。仕事を通して自己実現し、社会に貢献すべき場所だ。それをはき違えている輩からは一定の距離を保とう。


「人を安易に信用するな」


新入社員諸君にはそう、言いたい。


トップ写真:イメージ 出典:TwilightEye/GettyImages


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