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資本主義ゲームを楽しもう「新入社員に贈る言葉」その11

Japan In-depth / 2023年4月19日 23時0分

・お客や相手のために知恵を絞ったり頑張ったりすると認められる





・期限を守らなかったり、約束を守らないと信頼を失ったり、仕事を回してもらえない





・他人が言う意見やメディアでの言説は相手のポジションや価値観を分析してケースバイケースで冷静に聞かないと勘違いする





・競争のない業界や組織にいると自分もあまり成長しない(転職市場で給与があがらない)





・相手のためにやると気持ちいい、自己肯定感があがる





・相手のために頑張って、期待を上回り続ければ、いい話が舞い込む(新たな仕事がもらえるチャンスが増える)





・仲間と助け合えばハッピーになるし、困った時に助けてくれる可能性がある





・ハラスメントをした奴とか、相手をだましたり、ずるいことをした奴とか、約束を守らないとか悪いことをした奴は淘汰される、因果応報を食らうことが多い





これらは20年、資本主義経済のルールで活動してきた僕が感じたことです。資本主義って公平なルールで成り立っている「まともなゲーム」というのが率直な感想です。市場の中での競争は大変だし、面倒も多いですが、中には「楽しい」と思える瞬間もたくさんあります。





資本主義経済や社会はどうしようもないとかって思ってましたが、実際、その中にて過ごしてみたら結構まともな「世界」です。最近は、SDGs、人的資本経営、社会課題解決といった「社会にとってよい」方向に徐々に向かっていますからより未来は「明るい」ものだと思っています。





とはいえ、資本主義社会の一番偉い人は投資家さんなわけで、そこは理解しておいた方がいいです。自分の儲けばかりで地球環境とかどうでもいい、自分だけ良ければよいと言った性格の悪い奴らは一定数いますから。





お金を稼ぐことの本質的な意味は、相手のためにどれだけやれるか、です。少しは効率よく、相手を動かしたり、損しないように冷徹になる部分もありますが、基本相手のためにやった分、報われることが多いものです。





ただし、「相手のために」の「相手」がポイントです。相手がお金をもってないといけないですし、相手が自分に対価をきちんと支払ってくれる、という条件がつきます。そのため、ただ単に「相手のため」に頑張るのではなく、「まともな」相手とビジネスをしないといけません。まともな相手と出会うために、自分自身が学んで、成長して、苦労して、我慢して、仕事を引き受けて、約束を守って、相手との関係性を構築して、いかなければいけません。あと世の中、何事もメリットとデメリットがあるのでその点も意識した方がよいかと思います。





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