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「高岡発ニッポン再興」その86   宮田さんと役所の素晴らしい連携、でも今後は・・・

Japan In-depth / 2023年6月30日 11時0分

高岡市はこの事業について、宮田さんに委託して実施。委託料45万円を支払っています。福祉連携推進室が宮田さんと連携しながら、住まいの確保や就労につなげる支援を行っています。令和4年度においては6人が本事業を利用しました。


私は、この政策を評価しています。しかし、金額的にまだまだ不十分です。それに国の支援も受けるべきです。国土交通省には「居住支援法人」という補助制度があります。居住相談を引き受けている事業者に、国が直接補助する制度です。上限1000万円出ます。指定するのは県で、これまで7つの事業者が指定されました。


私は、富山県や国土交通省住宅局の人に宮田さんのことを伝えると、十分要件にあっているとのことでした。さらに国には「居住支援協議会」という仕組みもあります。これは、市町村レベルで設置し、国土交通省から補助金が出ます。いわば“ハコ”のようなものです。不動産や医療・福祉・住居に関する官民の団体がメンバーとなります。


私は宮田さんと福祉連携推進室の動きを評価しながらも、個人に依存するのは、限界があると考えています。国土交通省の居住支援の政策も活用して、居住支援を強化したほうがいいと考えています。高岡版の居住支援を全国に発信したいと思っています。「優しい高岡」は、大きなセールスポイントになります。


(その85の続き。その87に続く)


トップ写真:宮田隼さん(帽子を被っている方) )筆者提供


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