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印、「チャンドラヤーン3号」世界初 月南極付近に着陸成功

Japan In-depth / 2023年8月31日 11時0分

インドの誇りはまだある。打ち上げコストが他に比べ安いのだ。





「チャンドラヤーン3号」の打ち上げ予算は約61億5,000万ルピー(7,400万ドル=約107億円)。インドのエコノミック・タイムズ紙によると、米航空宇宙局(NASA)の同様なプロジェクトのコストは「チャンドラヤーン3号」の打ち上げ予算の10倍近い。同3号は同2号に比べても安上がりだったという。





ロイター電は、「チャンドラヤーン3号」の打ち上げ予算は2013年に公開された宇宙スリラー映画「ゼロ・グラビティ」の製作費より安いとしている。





ちなみに、「チャンドラヤーン」はサンスクリット語で「月の乗りもの」の意。「ヤーン」は正確には「ヤーナ」。セイロン島(現スリランカ)からタイなどを経て日本に伝来した仏教が小乗仏教「ヒーンヤーナ」、北伝の大乗仏教が「マハーヤーナ」と呼ばれることはご存じの通りだ。





ローバーは、来月にわたり、月の表面の岩石の組成などを調査することになっている。すでにレーザー誘起ブレイクダウン分光法による機器で硫黄の存在を確認する成果を上げている(タイムズ・オブ・インディア紙2023年8月29日電子版)。南極付近で期待されている、将来的な有人プロジェクトで必要となる水の元となる氷の存在なども調べることになっている。





トップ写真:チャンドラヤーン3号の打ち上げ 出典:インド宇宙研究機構=ISRO




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