バイデン政権がエマニュエル駐日大使に警告
Japan In-depth / 2023年9月21日 8時32分
バイデン政権では大統領自身が国連総会での演説で中国に対して、競合と同時に一定の分野での協力を求めるソフトなメッセージを発していた。バイデン大統領はまた「米中間の対立を衝突には発展させたくない」とも融和の態度を示し、習近平主席との首脳会談への期待をもにじませていた。となるとエマニュエル大使の習近平氏への敵対やあざけりはこの路線には反するわけだ。
今回のエマニュエル大使へのホワイトハウスからの警告についてはバイデン政権の当局者は公式にはこの報道を認めていない。しかしNBC側ではこの報道の情報をホワイトハウス内部の少なくとも3人の関係者から入手したと、強調した。
エマニュエル大使の自由奔放な政治活動ぶりは彼がオバマ大統領の首席補佐官を務めた時代から広く伝えられていた。なかでも自分の嫌いな政敵に腐った魚をプレゼント用の箱にきれいに包装して送りつけたという話は広範に知られていた。
(参考記事:次期駐日米大使の「死んだ魚」逸話)
トップ写真:日米韓首脳会談に同席する、ラーム・エマニュエル駐日米国大使 (2023年8月18日アメリカ・メリーランド州キャンプデービッド)出典:Photo by Chip Somodevilla/Getty Images
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