「高岡発ニッポン再興」その101 電動のシャトルバスを提案したが・・・
Japan In-depth / 2023年9月30日 21時29分
▲写真 高岡駅のバス乗り場の時刻表(筆者提供)
敦賀から新大阪の開業は、現在の政府・与党の動きを踏まえると、当初予定の2046年から前倒しされ、2030年代になる見込みです。私は今こそ、新高岡駅と高岡駅を結ぶシャトルバスが必要だと思います。電気自動車にして、おしゃれなものにすべきなのです。
今年は、国土交通省が公共交通の再構築元年と位置付けています。今年度、省エネ性能の高い、先進的な車両を導入する自治体に対して2分の1補助する制度を設けました。公共交通の「再構築」に向けた予算なのです。ポストコロナを見据えた環境整備するためだとしていますが、来年3月16日の北陸新幹線敦賀開業に向けて、ぴったりのタイミングだと思います。そこで質問をしました。新高岡駅と高岡駅を結ぶ、先進車両のシャトルバスを導入する考えはあるのでしょうか。
その答弁は、路線バスがあるので、必要ないとの見解でした。新高岡駅から高岡駅間では路線バスが1日あたり最大70往復運行されているというのです。
その上で、こんな答弁が返ってきました。電動のバスなどの補助金制度の存在は知っているが、「国内での運行実績や長期にわたる運行事例が少なく、安定的な運行に資する整備体制や部品供給といった点で、ノウハウの蓄積を持つ必要もあると考えており、今後の全国的な動向を注視していきたい」。
つまり現状で十分で、やらないというスタンスなのです。
トップ写真:新高岡駅(筆者提供)
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