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「債務のわな」にかかったスリランカ

Japan In-depth / 2023年11月12日 18時0分

外国人観光客は2022年、前年比3.7倍の72万人弱となった。新型コロナ感染拡大前の200万人超と比べるとまだまだだが、回復途上にはあるようだ。


スリランカは、中国輸出入銀行との合意が国際通貨基金(IMF)からの融資確保に向けての弾みになると見ており、スリランカ財務省は「今回の景気回復を促すわが国の取り組みで重要な節目となる」としている。


中国の「一帯一路」関連では、ハンバントタ港の開発のほかに、コロンボ沿岸部で金融都市建設を目指す「コロンボ・ポートシティ・プロジェクト」が進められている。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、同シティ全体の広さは6.3平方キロで、その51%が居住用、24%がオフィス、13%が小売店、6%が病院になる予定。14万3,000人の雇用創出、人口は27万3,000人を見込んでいるという。


スリランカの対中傾斜を見るインドの目は厳しい。インドは、ハンバントタ港に入港する中国の「調査船」を、インド洋を巡る「スパイ船」と見て警戒している。


トップ写真:コロンボ・ポートシティの模型 2019年11月18日、スリランカ・コロンボ


出典:Photo by Paula Bronstein/Getty Images


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