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「高岡発ニッポン再興」 その115 全事業800の徹底分析で見えたこと

Japan In-depth / 2023年11月29日 18時0分

繰り返しになりますが、高岡市では前年度の決算について、11月の決算特別委員会で審議され、12月定例会で認定されます。しかし、全国を見渡すと、こうしたスケジュールを前倒しする自治体が出ています。早めに決算特別委員会で、審議し、来年度の予算に反映させるためです。熊木議員と私が受けた研修によりますと、大分市では、決算特別委員会がどんどん前倒しになり、さらに委員会の議論そのものが進化しました。平成17年度までは、9月議会が終わった後、決算特別委員会を5-7回開催。12月定例会開催日に委員長報告し、採決されました。これは今の高岡市と同じですね。


しかし、22年度からは、9月定例会では、決算特別員会を5分科会に分けたうえで、9月定例会の閉会日に委員長報告したのです。さらに、決算の審議に加え、事務事業評価を導入したのです。例えば、また、一つ一つの事業、いくらのお金で、どんな成果があがったのか。それを市当局が説明するやり方になったのです。政治家、つまり議員がその政策の成果を検証する場になったののです。事業名、予算額、決算額という数字羅列のお決まりのパターンではわかりにくいので、事業別にしたといいます。


 大分市は開かれた行政を実現するため、いろいろな挑戦をしていますね。高岡市でもまだまだ改善の余地はありそうです。私は、市議会議員として、熊木市議と一緒に一層、精進します。


トップ写真:決算の勉強会、熊木議員が講師)筆者提供


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