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2024年は2023年の「変化」が更に進展【2024年を占う!】日本:社会

Japan In-depth / 2023年12月24日 11時0分

それだけ、長らく放置されてきた「変わらなければならない社会の制度」が多く、2024年にはそろそろ人々も、「変わってきている、本当に変わっていくんだ」という認識がさらに深まっていくように思います。





「問題化してもやっぱり変わらない」ではなく、「歩みはのろいけれど、着実に変化していく、変えていいんだ」という日本社会全体の「意識」が覚醒されていくのです。





それはなぜか?答えは簡単です。あまりにひどい、遅れている・・・日本人得意の「恥」の意識が限界に達していくのです。





そうした制度の重しとなっていた「団塊の世代」などの高年齢者の退場の進行に伴って、旧い体質のエスタブリッシュメントに忖度し続けてきた下の世代も、主体的に社会の変化に取組まざるを得なくなっていくことでしょう。時間はかかるかもしれませんが、そうなるのが時代の必然であると思いますし、もちろん早期にそうなることを個人的には期待しています。





■2023年の「ライトサイド」における変化





2023年のライトサイドにおける変化、大ニュースについては、スポーツの分野が象徴的であったと思います。





<2023年のライトサイドでの変化、ニュース>





1. 将棋界での藤井8冠の誕生
2. 大谷選手のMVP及び高額契約でのドジャース移籍
3. サッカー男女選手の欧州での活躍
4. リベラルな監督に率いられた慶応高校の夏の甲子園制覇
5. 好調な株式市場、賃上げの機運(これについては、前回コラムで詳述済み)





スポーツに関しては、日本経済新聞の「スポーツの力」で紹介されているJOC(日本オリンピック委員会)理事で筑波大教授の山口香さんの「競技ごとの事情はあるにせよ、全体として言えるのはスポーツはお年寄りが活躍できないからではないですか」(2023年12月13日「スポーツの力」での北川和徳のコラム)との指摘が正鵠を得ているように思います。





「失われた30年」を継続させてしまった旧い世代の退場と、世界に飛躍していっている若い世代を対照的に語っています。





■大事なことは変わるはずだという希望、変えようという意思を持ち続けること





昭和の残滓にまみれながら、それでも変化することを嫌ってきたとも言える日本人も、コロナ禍以降は「先進国の中で、日本は・・・」という数々の悲しい統計数字を見せられてきましたが、「諦観」の次の段階として、「変われない」という先入観に疑問を抱いていくことが始まるはずです。





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