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大谷会見で痛感した英語の大切さ

Japan In-depth / 2024年3月27日 14時8分

もし自分が大谷選手の立場だったら、こんな風に話すだろう。





③“Well, I said I was sad and shocked at the beginning, but I do not think these are the right words to express my feelings. Well, I mean, more than shocked.., I've been spending all this time for the past week looking for the appropriate words, but so far it’s hard to put into words right now.”





②と③を比べると、やはり③の方が、その人の複雑な心中や人となりが伝わるのではないだろうか。





誰もがこんな会見をやることにはならないとは思うが、メジャーリーグでプレーする日本人選手は、やはり、英語はマスターしておいたほうがいいなと思った。





筆者も住んでいたとき実感したが、アメリカでは英語が話せない人間を見下すような空気がある。英語は話せて当たり前、という感覚を彼らは持っているのだ。英語が母国語でない移民もたくさんいるが、彼らの中でも、英語がうまい層が下手な層をバカにする傾向がある。





また、アメリカでは自分の意見を明確に言うことが求められる。否定すべきは否定し、賛成するところは賛成する。日本人が苦手なイエス・ノーの世界だ。自分の意見をはっきり言わないと、何も考えていない、中身のない人間だとの烙印を押されかねない。





そういう社会でプレーする以上、英語が話せないのは相当不利だ。自分のブランディングのためにも英語は話せた方がいい。





これを言ったら酷かもしれないが、何でもかんでも通訳に頼りっきりになった結果、こうした事態を招いたともいえるのだ。人任せではなく、自分のことは自分でやらなくてはだめ、ということだろう。





メジャーリーグに挑む選手は日本にいるときから、将来自分がどのようなシチュエーションでコメントを求められるか想定した英会話の勉強をしておくべきだろう。





大谷選手が今置かれている立場を見て、将来のメジャーリーガーたちが語学の習得に励むことを期待する。





トップ写真:ロサンゼルスドジャースvsロサンゼルスエンゼルス 5回裏の太谷翔平選手(2024年3月25日ドジャーススタジアム)出典:Michael Owens/Getty Images




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