イスラエル 人質解放と停戦に向けた交渉は長期化する
Japan In-depth / 2024年5月22日 14時0分
この続きがあれば、来週書くことにしよう。
続いては、いつもの通り、欧米から見た今週の世界の動きを見ていく。ここでは海外の各種ニュースレターが取り上げる外交内政イベントの中から興味深いものを筆者が勝手に選んでご紹介している。欧米の外交専門家たちの今週の関心イベントは次の通りだ。
5月21日 火曜日 韓国憲法裁判所、政府の気候変動政策について判断
イランで大統領の国葬
ペルー前大統領に対するクーデター容疑裁判で公聴会始まる
5月22日 水曜日 ドイツで独仏ポーランド外相会談
インドネシア中銀、金利を決定
5月23日 木曜日 国際司法裁判所、メキシコの対エクアドル提訴に ついて判断
トルコと韓国の中銀が金利を決定
米国で、米ケニア首脳会議
5月24日 金曜日 ドイツで独ポルトガル首脳会談
5月25日 土曜日 イタリア首相、パレスチナ自治政府首相と会談
5月26日 日曜日 リトアニアで大統領選決選投票
■ ガザの停戦交渉の行方
最後は、ガザでの停戦交渉の行方だ。先週は「このままでは両国間、特にバイデンとネタニヤフの間で「チキンゲーム」が始まってしまう。それを笑うのはイランとハマースであり、中露もそれを大歓迎するだろう。」と書いたが、今週もこうした見方に変わりはない。
バイデン政権は必死でイスラエル説得を試みており、ラファに対する軍事攻勢についても変更を求めているが、ネタニヤフの反応は未知数で、状況は楽観できない
国際刑事裁判所のイスラエル首相とハマース指導者に対する逮捕状発出が問題の解決に資するとは思えない(むしろ、問題を複雑化するだけかも)
別途、トランプ側近たちもイスラエルを訪問し情報収集しているが、これも事態を悪化させる恐れがあるので、要注意だ
今後もガザをめぐり人質解放と停戦に向けた交渉は長期化するだろう
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
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