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ズレてる都知事選の争点

Japan In-depth / 2024年6月21日 15時0分

EVインフラも十分普及していないのに、水素バスなどに莫大な公費を投入している現状をどうするのか?





東京オリンピックのレガシーである各競技場の膨らむ維持費の問題は?





増える一方の道交法違反おかまいなし、無法な自転車、電動キックボード、モペッドなどの取り締まり強化策は?





東京都でも検出されているPFOS、PFOAの問題は?





などなど、ちょっと考えただけでもこれだけある。これらの問題に各候補者がどのような対策を取ろうとしているのか、調べたらいいだろう。





最後にもう一つ。





首長は、議会と対立したら何も出来ないということを有権者は知るべきだ。どんなに勇ましいことを言おうが、予算も条例も議会を通られなけばどうしようもない。どこの首長も最大派閥とは妥協しつつ、議会運営を行うものだ。





筆者がこう指摘しても、新聞、テレビは国政の与野党対立構図を都知事選に持ち込み、連日大々的に報じるだろう。





しかし、すくなくとも都民は、自分が重要だと考える都政の課題を解決してくれそうな候補者を選ぶべきだ。





センセーショナルな「見出し」や「切り取り動画」などに左右されず、自分自身で判断してもらいたい。





そしてなにより、投票することが最も重要なことは言うまでもない。4年前の都知事選の投票率は55%だった。2人に1人しか投票に行っていないのだ。自分の住んでいる街の長を選ぶ権利。持っている人は、是非行使してもらいたい。





(了)





トップ写真:東京都知事選挙ポスター掲示場 東京都・港区 ⓒJapan In-depth編集部




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