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小泉進次郎氏初の街頭演説に数千人集まる

Japan In-depth / 2024年9月8日 8時4分

小泉進次郎氏初の街頭演説に数千人集まる




安倍宏行(Japan In-depth編集長・ジャーナリスト)





【まとめ】





・自民党総裁選候補、小泉進次郎元環境相が東京銀座で初の街頭演説。





・高齢者から若者まで幅広い層が足を止め、主催者発表で約5千人集まる。





・総裁になったら早期に解散することや、労働市場改革などを訴えた。





 





ヒートアップする自民党総裁選。オリンピックも終わり、9月12日の告示日前から世間はこの話題で持ちきりだ。候補者が乱立し、このまま行くと候補者は、前代未聞の8人になりそうだ。





気温35度と真夏の暑さが戻った都心の銀座四丁目交差点は、13時の小泉進次郎氏の街頭演説前からメディアと聴衆が集まり始めた。安倍晋三元総理の暗殺や岸田文雄首相への爆発物投げつけなど、政治家を狙った事件が相次いだこともあり、選挙カー前の方向者天国となった銀座中央通に入場ゲートを設け、手荷物検査とハンディ金属探知機によるボディチェックを行うという、ものものしさだった。





応援弁士の演説後、13時過ぎに選挙カーの上に登壇した小泉進次郎氏は、前日の記者会見でも「必要なのは改革を唱えられるリーダーではなく、圧倒的なスピードで改革を推し進めるリーダーを選ぶことだ。わたしが総理・総裁になったら、できるだけ早期に衆議院を解散して信を問う。そして1年間のうちに3つの改革に取り組み政治改革をやりきる」と声を張り上げた。





また、労働市場改革や、選択的夫婦別姓制度を導入するための法案提出などに対して改めて意欲を示した。





自民党関係者や警備の警察官が、歩行者に立ち止まらないように声を張り上げたが効果はなく、歩道部分も小泉氏を一目見ようと足を止める人でごった返した。主催者発表の聴衆約5,000人は少々オーバーだと思うが、筆者の目視でも、2,000人は優に超していたようだった。









▲写真 小泉氏の演説前から選挙カー前は聴衆が殺到 ⒸJapan In-depth編集部





演説を聴いていた70代の男性は、「はっきり言っていていいと思う。期待している」と述べた。43歳という小泉氏の若さについては、「諸外国にも、若いリーダーはいっぱい出てきている。学者のように、一本のことだけをうんと勉強しているのではなくて、勉強してる人の知恵を借りて総合的なバランスを取るのが政治家だと思う。よくテレビで自分の専門のことを知らないから無知じゃないかとかいう人もいるが、そういうのはちょっと違うんじゃないかと思う」と話した。









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