トランプvsハリスTV討論会 ハプニング起きるか
Japan In-depth / 2024年9月11日 10時17分
8年前は勿論、4年前だって、こんなトランプを見たことはない。「年齢を笑うものは年齢に泣く」のだろうか。勿論、ハリスだって負けてはいない。「若さ」は往々にして「未経験」を意味する。7月末に「化けた」ハリスの「化けの皮」が今回のTV討論会で「剥がれる」可能性だって十分あるだろう。いやはや、今晩がとても楽しみである。
続いては、先週お休みした、欧米から見た今週の世界の動きを見ていこう。ここでは海外の各種ニュースレターが取り上げる外交内政イベントの中から興味深いものを筆者が勝手に選んでご紹介している。欧米の外交専門家たちの今週の関心イベントは次の通りだ。
9月10日 火曜日 第79期国連総会始まる
ヨルダンで議会選挙
米大統領選、TV討論会
9月12日 木曜日 G7労働・雇用担当大臣会合(イタリア)
G20農業大臣会合(ブラジル、2日間)
北京香山フォーラム始まる(3日間)
9月13日 金曜日 米英首脳会議(ワシントン)
NATO国防大臣会合(プラハ)
ドイツ・ケニヤ首脳会議(ベルリン)
9月15日 日曜日 ニジェールからの米軍撤退期限
最後はいつものガザ・中東情勢だが、先週からイスラエル国内で始まったハマースとの早期停戦による人質解放を求める反政府ゼネストにもかかわらず、ネタニヤフは譲歩しない。ネタニヤフは11月5日まで政策変更する気などさらさらないようだ。何と強かな首相だろうか。という訳で、中東は相変わらずのようだ。だが、相変わらずということは、ハマースはともかく、イランもヒズブッラも、イスラエルとの大規模戦闘は控え続けている、ということでもある。イランとイスラエルの相互抑止が曲がりなりにも続いているだけでも「朗報」なのかもしれないなぁ。
今週はこのくらいにしておこう。いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。
トップ写真:ペンシルバニアのおける選挙集会でステージに立つトランプ氏 (2024年8月30日ペンシルベニア州ジョンズタウン)出典:Chip Somodevilla/Getty Images
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
米大統領選討論会、トランプ氏ウクライナ支援明言せず ハリス氏アフガン撤収の意義強調
産経ニュース / 2024年9月11日 19時41分
-
米、イラン、イスラエル「強硬派の天国」再び
Japan In-depth / 2024年9月4日 10時59分
-
米大統領選、気になる日本メディアの米報道の後追い
Japan In-depth / 2024年8月27日 13時55分
-
「もしトラ」を前提としてはいけない…それでも知っておきたい「トランプ再選」で起きる"悪いことと良いこと"
プレジデントオンライン / 2024年8月24日 8時15分
-
若者全体に共通する危機感・連帯感はどこに?
Japan In-depth / 2024年8月21日 23時0分
ランキング
-
1救急車のドアを足蹴り、横浜市水道局職員の男を現行犯逮捕…酒に酔って路上で寝込み通報され
読売新聞 / 2024年9月17日 7時18分
-
2改憲「一気に国民投票へ」=小泉氏、仮定質問に発言―自民総裁選
時事通信 / 2024年9月16日 23時25分
-
3自民党総裁選、決選投票争い加速…高市氏「党員票に照準」石破氏「議員票を補強」小泉氏「斎藤氏ら合流」
読売新聞 / 2024年9月17日 8時15分
-
4中野区のマンションで若い男性が首から血を流し死亡、通報の女「口論になってハサミが刺さってしまった」
読売新聞 / 2024年9月16日 22時10分
-
5「兄に殴られた。鼻と口から出血した」家族5人で外食から帰宅途中、大学生の弟の顔を何度も…弟が自ら通報、その場で逮捕の25歳の無職の兄「弟の顔を殴ったことは覚えています」 札幌市豊平区
北海道放送 / 2024年9月17日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください