米FERC、アマゾン向けデータセンター電力供給案件を却下

 

日本のデータセンターサービス市場規模（売上高）の推移及び予測は、図表２（IDC　Japan、　2023年7月「国内データセンターサービス市場予測、2023年～2027年」）の通り。

 

データセンターのほか、共有化されたコンピュータリソース（サーバ、ストレージ、アプリケーションを利用者の要求に応じて適宜・適切に配分し、ネットワークを通じて提供することを可能とする「クラウド」と呼ばれる情報処理形態もある（同白書）。

■　エッジコンピューティングの普及を促すか

 

データセンターやクラウドで行っている処理を、データを収集する端末（エッジ）または端末の近くに配置したコンピュータなどデータの発生源近くでデータ処理を行うエッジコンピューティングの可能性はどうだろうか。その市場規模の伸びは相当なものと見られている。動きが速いIT分野のこと。今後の動きを見通すのは難しそうだが、エッジコンピューティングの普及動向にも目を配る必要がありそうだ。

図表１　世界のデータセンターシステム市場規模（支出額）の推移及び予測

(出典：総務省情報通信白書令和6年　ガートナー（Statistaより引用）

 

図表２　日本のデータセンターサービス市場規模（売上高）の推移及び予測

（出典）IDC Japan, 2023年7月「国内データセンターサービス市場予測、2023年～2027年」

 

トップ写真：イメージ画像（本文とは関係ありません）

出典：alvarez by gettyimages