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監視社会の闇で深まる悲劇:中国で相次ぐ無差別殺傷事件

Japan In-depth / 2024年11月20日 23時0分

日本人ならこれらの漢字を読んだだけで大体の意味は分かるだろう。投資の失敗から失業、生活や家庭、人間関係に失望した人、心が病んでしまった人など、およそ現代中国経済・社会の厳しい競争やストレスの犠牲になった人々がほぼ網羅されている。これらを一々報告し始めたらキリがないのではないか、と思うほどだ。





問題は相当根深く、当局が関連ニュースを削除したぐらいでは封じ込めなど無理だ。あの監視社会の中で、あれだけ締め付けを続けても、無差別殺傷事件が続くことは、明らかに尋常ではない。中国政府は深刻に受け止めているに違いないが、その答えが8つの「失」の報告しかないのだとすれば、中国人民は救われないだろう。





続いては、いつもの通り、欧米から見た今週の世界の動きを見ていこう。ここでは海外の各種ニュースレターが取り上げる外交内政イベントの中から興味深いものを筆者が勝手に選んでご紹介している。欧米の外交専門家たちの今週の関心イベントは次の通りだ。





11月19日 火曜日 G20首脳会議(ブラジル)





ウクライナ大統領、欧州議会でリモート演説





EU国防大臣会合(ブラッセル)





インド首相、ガイアナ訪問(3日間)





11月20日 水曜日 中国国家主席、ブラジル公式訪問





フランス大統領、チリ訪問(2日間)





イタリア首相、アルゼンチン訪問





11月21日 木曜日 ロシア外相、ベラルーシ訪問(2日間)





ASEAN国防大臣会合(ラオス)





11月22日 金曜日 COP29が閉幕(アゼルバイジャン)





11月24日 日曜日 ルーマニアで大統領選挙





ウルグアイで大統領選決選投票





スイスで4半期ごとの国民投票





最後はいつものガザ・中東情勢だ。先週はイスラエルのネタニヤフ政権が西岸地域入植地に対する「主権」を宣言するという「癖球」が投じられたが、残念ながらワシントンからあまり強い反応はなかった。それよりも、今週は、ネタニヤフ政権に再び逆風が吹いている。





ガザの停戦を遅らせるためネタニヤフ政権が機密情報をリークした容疑で浮上し、その関連で首相府報道官らが逮捕されたと報じられたからだ。真相は現時点では不明だが、相変わらず、イスラエルは騒がしい・・・。今週はこのくらいにしておこう。





いつものとおり、この続きは今週のキヤノングローバル戦略研究所のウェブサイトに掲載する。





トップ写真:広東省珠海市の空撮 出典:Viviane Moos / GettyImages




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