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BYDの攻勢止まらず 2025年にPHEV投入 新型クロスオーバーSUVも

Japan In-depth / 2025年1月25日 12時12分

▲図 BYD乗用車深謝販売台数(2024年)出典:BYD事業方針発表会20205プレゼン資料より





■ 日本販売





続いて、BYDの乗用車部門、BYDオートジャパンの代表を務める東福寺厚樹代表取締役社長は、昨年の乗用車販売台数が前年比5割増となる2223台を達成したことを明らかにした。去年投入したEVセダンBYDシールは2024年度カー・オブ・ザ・イヤーにて10ベストカーに、RJCカーオブザイヤーにてテクノロジーカーオブザイヤーの座に輝いた。また、商業車は小型EVバスのJ6と、大型のK8を中心に販売してきたが、EVバス全般の納車台数は350台となり、日本のEVバス市場に占めるシェアは7割強を超えている。









▲写真 BYD SEAL SEAL 出典:BYD事業方針発表会20205プレゼン資料より





一方、国内の拠点(ディーラー)だが、現在、日本全国に59ヶ所あり、2025年末までに100ヶ所への拡大を目指すという。





2024年を「創業期の総仕上げ」と評した東福寺社長は、「2025年以降を成長期のスタートと位置づける」と語った。具体的には2025年末を目処にPHEVモデルを導入し、BEVとの両輪経営を推進、2027年までには7〜8モデル体制を構築するという。





「多くの人々のe-mobilityへの移行をサポートし、さらなる電動車両の普及を推し進め、日本の政府目標(二酸化炭素排出削減)の達成に貢献し、日本のe-mobility社会の、さらなる発展、実現に貢献していく」と力をこめた。









▲写真 発表をする東福寺取締役社長 ⒸJapan In-depth編集部





■ バス新型モデル、クロスオーバーSUV投入、EVトラックも





副社長の石井澄人氏による発表では、EVバスの新型モデル「J7」が紹介された。J7はJ6と同じく日本専用設計であり、新たに開発した専用のeアクスルを搭載。駆動用のブレードバッテリーは、216kWhのものを天井部分と後席の後ろに搭載することで通路の段差を削減し、フルフラットを実現しているという。この「J7」の導入により、2030年までに累計4,000台のEVバスの販売を目指す。さらに、EVトラックの日本導入を正式に決定したと発表し、「2026年以降、順次展開できるよう、準備を進めています」とコメントした。









▲写真 新型EVバス「J7」を発表する石井副社長 ⒸJapan In-depth編集部





一方、乗用車の新商品としては、新型クロスオーバーe-SUV「BYD SEALION 7(ビーワイディー シーライオン 7)」を発表した。日本向け4番目のモデルで、FRとAWDの2タイプ。4月から全国のBYD正規ディーラーで販売する。サイズは全長4830mm×全幅1925mmx全高1620mm、ホイールベースは2930mm。満充電走行距離は後輪駆動モデル590km、四輪駆動モデル540kmを誇る。









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