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【海外発!Breaking News】2500キロ以上離れた場所で「女性が暴行されている」 ウェブカメラを見て通報し警察動く(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年10月19日 5時0分

【海外発!Breaking News】2500キロ以上離れた場所で「女性が暴行されている」 ウェブカメラを見て通報し警察動く(米)<動画あり>

世界中に設置された専用カメラからリアルタイムで映像を観ることができる「EarthCam」は、米ニューヨークのタイムズスクエアや英ロンドンのアビー・ロードなど世界各地の都市や景色を24時間ライブ配信している。アメリカに住むある男性は今から2年前、2500キロ以上離れた観光地の映像を観ていて、女性が暴行されていることに気付いたという。このたび公開された当時の映像とともに、事件の詳細について米ニュースメディア『Inside Edition』などが伝えた。

米マサチューセッツ州ボストン在住の男性は2021年9月のある夜、「EarthCam」で約2575キロ(1600マイル)離れたフロリダ州キーウェストの観光名所「米本土最南端」のライブ映像を観ていたところ、予想だにしない光景に息を呑んだ。

カメラが映し出したのは、最南端に設置されたコンクリート製のブイのそばで、男に性的暴行を受けている女性の姿で、男性は慌ててキーウェスト警察署に緊急通報した。

当時の緊急通報の記録によると、男性はこのように話を切り出していた。

「実はボストンから電話をかけているんだけど、話を聞いて欲しい。クレイジーに聞こえるだろうけど、私は今、仕事中で、本土最南端に設置されたウェブカメラで誰かが性的暴行されたのを見たんだ。これはほぼ間違いないと誓えるよ…。彼女は抵抗し、転んでうつ伏せに倒れたようだ。」

なお同警察署には同じ頃、服が乱れた女性が泣き叫んでいるという通報が寄せられ、被害者の女性はその後、近くのホテルで保護されていた。

女性を襲ったのは、のちにウーバー運転手のケリー・カルヴィン・ガーサック(Kerry Calvin Gasag)であると判明した。ケリーは事件を起こした夜、女性が別の男に路上で性的暴行を受けているところを助け出していた。

ところが“救世主”の車に乗った女性は、車内でケリーから性的行為を求められて拒否し、観光名所のブイの近くで車から降りたところをケリーに襲われたのだった。



当時の動画では、ケリーが女性の口を手で覆って押さえつけ、ブイの裏側に無理やり連れていく様子が映し出されており、数分後には半分服を剥がされた女性が逃げていくのが分かるのだった。

ケリーはその後、半ズボンのジッパーを上げ、車に乗り込んで走り去ったが、再び現場に戻ってくると、女性の服の一部を拾い集めていったという。



地元警察によると、ウェブカメラはケリーの顔をはっきりと捉えていたものの、逮捕には約2年を要したという。ケリーは今月5日に性的暴行罪、不法監禁、証拠改ざんなどの罪で懲役10年、施行猶予5年の判決が言い渡されており、罪を認めているそうだ。

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