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【海外発!Breaking News】無銭飲食のために気絶したフリをした男 大根役者すぎて逮捕(スペイン)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年10月27日 12時3分

【海外発!Breaking News】無銭飲食のために気絶したフリをした男 大根役者すぎて逮捕(スペイン)<動画あり>

9月19日、スペインのレストランで無銭飲食をした男が逮捕された。男は食事を終えた後に体調不良を訴えてその場に倒れ込んだが、あまりにもお粗末な演技だったためウェイターらはすぐに嘘だと見抜き、警察に通報した。逮捕された男は過去20回も同じ方法で無銭飲食を繰り返していた。米ニュースメディア『New York Post』などが報じた。

無銭飲食で逮捕されたのは、スペイン南東部バレンシア州アリカンテ在住で、リトアニア国籍のアイダス・J(Aidas J、50)だ。先月19日、アイダスはロシア人観光客のフリをして、同地域にあるレストラン「エル・ブエン・コマー(El Buen Comer)」を訪れ、ロシア風サラダや魚介のパエリア、ウイスキーを2杯、ステーキやロブスターを注文し、最後にはデザートと一緒にウイスキーをもう1杯頼んだ。

そして食事を終えたアイダスは、会計の34.85ユーロ(約5540円)を支払わずに席を立った。これに気がついたウェイターが声をかけると、アイダスは「ホテルに戻ってお金を取ってくる必要がある」と話し、しばらくすると「気分が悪い」と言って床に倒れ込んだという。

「エル・ブエン・コマー」のオーナーであるモイセス・ドメネクさん(Moisés Doménech)は、「非常にわざとらしい動きで気絶したフリをして、崩れ落ちるように床へ倒れました」と当時を振り返る。アイダスのこの行動は明らかに演技だったようで、スタッフは騙されず、すぐに警察へ通報した。

警察官が到着すると、アイダスは身分証を渡して救急車を呼ぶように要求した。身分証を確認すると、アイダスの過去の逮捕歴が判明した。警察官は彼の容体を確認して異常がないことが分かると、救急車は呼ばずに警察署へ連行した。

アイダスはこれまでに20回も同様の行為を繰り返しており、同地域の他にも、アリカンテ州コスタ・ブランカにあるレストランを中心に無銭飲食を行っていた。アイダスはレストランのオーナーの間で要注意人物としてみなされており、顔を真っ赤にして床に倒れるアイダスの写真とともに情報共有されていた。



アイダスは現行犯逮捕されて2つの罰金刑が下されたが、両方とも拒否したため、42日間の懲役刑となった。アイダスは無銭飲食を繰り返したものの、毎回の金額がそれほど高くないため軽犯罪とみなされたことで、42日という比較的短い刑が下されたという。この事実を知っているためか、アイダスは通報を受けて現場に到着した警察官を見て、ニヤリと笑っていた。

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