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【海外発!Breaking News】続報! ロサンゼルス近郊で発見された意識不明の男性、日本人と断定(米)

TechinsightJapan / 2023年10月26日 10時4分

【海外発!Breaking News】続報! ロサンゼルス近郊で発見された意識不明の男性、日本人と断定(米)

今月初旬に米カリフォルニア州ロサンゼルス近郊のサンペドロ市で、意識不明の状態で見つかった20代半ばのアジア人男性の身元が特定された。当初は「アジア人男性」「日本人の可能性が高い」と言われつつも、国籍すら不明の凄惨な事件もしくは事故の被害者と思われるこの男性は日本人であった。

この男性について、現地時間25日にテックインサイト編集部が在ロサンゼルス日本国総領事館に問い合わせたところ、身元が判明していたことが総領事館職員により明らかになった。

男性は現地時間9日、ロサンゼルス港からほど近いワイルダーズ・アディション公園(Wilders Addition Park)付近の住宅街、サンペドロ市南メイラー通り3700番(3700 block of South Meyler Street)周辺で発見された。当時、男性は外傷性脳損傷を負っていたという。

意識不明の重篤な状態だった男性は、現場から25キロ離れたトーランス市にあるハーバーUCLAメディカルセンター(Harbor-UCLA Medical Center)に搬送され、人工呼吸器を装着されていた。

所持品の中に身元が分かる物がなかったため、米カリフォルニア州ロサンゼルス郡の公衆衛生当局は現地時間11日、重傷を負った男性患者の身元特定に協力を求める発表をしていた。ほかの所持品に、日本円が入った財布があったことから当初、日本人の旅行者や留学生ではないかと思われたが、その後10日以上が経過しても男性の身元は不明のままであった。身元判明に繋がる所持品がなかったとはいえ、SNSなど情報が飽和状態といっても過言ではない現代において、これほど長期間にわたり、本人の国籍すら不明というのは明らかに不可解である。

この事件を追い続けてきたテックインサイト編集部は25日、在ロサンゼルス日本国総領事館に取材を行った。すると、発見から14日後に当たる、23日にこの男性の身元が特定されたことが総領事館職員の口から明かされた。男性は日本人だった。



当局が情報を公開して以来、日本国内および在米各地の日系メディアでも取り上げられ、また在米邦人もSNSで幅広く情報提供を呼びかけていたが、発見から2週間が経ってやっと判明した形だ。

外傷の原因や、男性の詳しい情報について明かされることはなかったが、総領事館によると男性はいまだ意識不明の状態が続いているとのことだ。

年齢や体型など似ていることから、一時は、日本で今年6月から行方が分からなくなっている韓国人男性ユン・セジュンさん(윤세준、27)ではないかと推測する人々が多く現れ、SNSでは2人の顔写真を並べた投稿が拡散された。しかし、駐ロサンゼルス大韓民国総領事館の関係者によると、2人の指紋は一致しなかったと、22日に韓国のメディアが報じていた。

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