【海外発!Breaking News】2年間がん治療に耐えてきた女性、完全な「誤診」と判明しショック受ける(英)
TechinsightJapan / 2023年11月7日 12時46分
そして訴訟がこのほど和解に達したことを受け、ロイヤル・マースデンNHS財団トラストの広報担当者は英メディア『Sky News』のインタビューに応じ、次のように語った。
「メーガンさんが受けた苦痛な経験について、私たちは心から謝罪したいと思います。そして今回、和解が合意されたことを喜ばしく思っておリます。」
また、インペリアル・カレッジ・ヘルスケア・NHS・トラストの広報担当者も「メーガンさんに与えた苦痛を深くお詫びし、犯してしまった過ちについて謝罪いたします。和解が成立したからといって、誤診がメーガンさんに及ぼした被害を埋め合わせることはできませんが、合意に至ったことは嬉しく思います」とコメントした。
メーガンさんの弁護を請け負ったハッゼル法律事務所のマシュー・ガスコイン弁護士(Matthew Gascoyne)は、このように述べている。
「メーガンさんは治療中、つらい思いを経験しました。そして誤診だったと知り、さらなる精神的なショックを受けたのです。これらのことは(誤診がなければ)完全に回避することが可能でした。」
「誤診が発覚したのは、彼女のがんの治療が終わって、その後のケアを別のトラストに所属する病院で受けた時でした。もしこれが発覚していなければ、メーガンさんはがんの再発を恐れて生活する状況にあったかもしれません。」
当のメーガンさんは、10月27日に投稿したInstagramでこれまでサポートしてくれた人々に感謝を伝えつつ、「3年前の今頃はがんと診断されて先が見えない状態だったけれど、今は最高の人生を送っていると思います」と綴っている。
なお、テックインサイト編集部ではメーガンさんに、がん治療を受けた2年間でなにが心の支えになったのか、また誤診が判明した後に健康面やキャリア、私生活で受けた影響についてうかがうべく取材を申し入れている。
画像は『Megan Royle 2020年10月11日付Instagram「I’m either the biggest sesh head at the weekend or climbing rocks drinking sparking water.....」、2019年12月8日付Instagram「The Heal is Real!」、2020年2月11日付Instagram「It’s Day 1 of my Treatment,」』『Irish Mirror 2023年5月10日付「‘Doctors told me I needed to lose weight for years, but I actually had a six stone cyst’」(Image: Paisley Dylan)』『Metro 2023年9月28日付「Dad, 25, dies after doctor ‘thought tumour was a computer error’」(Picture: Eve Pateman / SWNS)、2020年1月3日付「Mum had both breasts removed after being wrongly diagnosed with cancer」(Picture: Sarah Boyle /SWNS)』『The Mirror 2022年8月13日「Mum-of-four who thought she was going through menopause given four weeks to live」(Image: Jam Press)』『real fix 2018年9月24日付「Five-Year-Old Girl Has Been Left Fighting For Her Life After It Took Doctors Two Years To Diagnose Her With CANCER(SWNS/REALFIX)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
-
- 1
- 2
外部リンク
- 【海外発!Breaking News】7年も「肥満」と誤診された30歳女性、41キロ超の卵巣嚢胞を摘出 手術前の姿に衝撃(英)
- 【海外発!Breaking News】検査結果の異変を“機械エラー”と誤診された男性 悪性腫瘍が判明し、12日後に死亡(英)
- 【海外発!Breaking News】頭痛を「更年期障害」と誤診された女性、進行性の癌で余命僅か(英)
- 【海外発!Breaking News】乳がんの誤診により両乳房切除術を受けた女性「私の人生は全く違うものになってしまった」(英)
- 【海外発!Breaking News】体調異変から2年後に悪性腫瘍が発覚 病と闘う5歳児の家族、誤診した医師らに怒り(英)
この記事に関連するニュース
-
【医療事故】県立静岡がんセンター「がん見落とし」訴え遺族が損賠求めた裁判…県が賠償金支払いで和解(静岡)
Daiichi-TV(静岡第一テレビ) / 2024年11月26日 18時10分
-
ヘンリー王子、25年1月に単身で一時帰国予定 1年ぶり父息の対面あるか 英紙報じる
日刊スポーツ / 2024年11月25日 18時7分
-
【イタすぎるセレブ達】カミラ王妃、肺感染症の回復のため「リメンバランス・デー」の週末イベントを欠席
TechinsightJapan / 2024年11月10日 8時0分
-
【海外発!Breaking News】カミソリの刃、乾電池など異物65個を飲み込んだ10代少年 摘出手術も死亡(印)
TechinsightJapan / 2024年11月9日 8時55分
-
【海外発!Breaking News】12年間「肥満」「2型糖尿病」と誤診され続けた男性、腹部から27キロの腫瘍摘出(ノルウェー)
TechinsightJapan / 2024年11月6日 5時55分
ランキング
-
1年収1,000万円なんてこんなもん…42歳で部長に抜擢の〈大企業エリート〉。質素すぎる毎日に、部下「夢がない」「このままこの会社にいても」と絶望
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月28日 7時15分
-
2「俺、無精子症だから」と避妊してくれない彼。生理が来ないことを告げると“まさかの反応”
女子SPA! / 2024年11月28日 15時47分
-
3「高齢で廃業」店内に放置された犬19匹、ふん尿にまみれ…荒稼ぎしたブリーダー業の末路に「胸が痛い」
まいどなニュース / 2024年11月28日 7時50分
-
4「トイレでスマホ」が招く危険...長時間座りっぱなしの健康リスクとは?
ニューズウィーク日本版 / 2024年11月27日 17時50分
-
5とんでもない通帳残高に妻、絶句。家族のために生きてきた65歳元会社員が老後破産まっしぐら…遅くに授かった「ひとり娘」溺愛の果て
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年11月21日 8時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください