【エンタがビタミン♪】中井貴一、50歳過ぎて野球に初挑戦。「甲子園は聖地という意味を知った」
TechinsightJapan / 2014年12月11日 21時25分
甲子園、そこは野球球児が目指す憧れの聖地である。甲子園を舞台とする映画イベントに中井貴一、柳葉敏郎が登壇した。野球界のレジェンドたちも駆けつけたステージはオールスターの共演の場となった。
11日、東京・銀座にて映画『アゲイン 28年目の甲子園』特別試写会が開催され、俳優の中井貴一、波瑠、柳葉敏郎、工藤阿須加、野球関係者からは角盈男、高橋慶彦、駒田徳広らが登壇し、往年の野球ファンにはたまらない舞台となった。
野球未経験の中井は当初、出演を断り続けていたという。野球指導者の大石滋昭に「絶対に恥をかかせません」と言われたことが引き受けた理由だったそうだ。昨年の8月、熱中症が危惧される39度の猛暑の中で特訓がスタート。体育会系の中井としては、「野球未経験の50歳過ぎが真夏にノックを受けても“休ませて下さい”とは言えなかった」と告白。また、撮影で連れて行ってもらった甲子園に降り立たった時のことを「甲子園の良さを(共演者に)伝えようとしたら、50歳過ぎが全員号泣していたのを見て、甲子園の聖地の意味を知った」と語った。
一方、野球大好きな柳葉は映画では背番号1番をつけ、撮影で訪れた「甲子園の土を内緒で持ち帰った」といたずらっ子の少年のような笑顔で明かした。元プロ野球のOB達がステージ上に現れると、憧れの選手に会えたような嬉しさをおさえきれず顔をほころばせた。OBたちからも「感動した。素人とは思えない」「映画を観て泣いた」と称賛され、「気持ちよくやらせて頂いた。光栄です」と力強く答えた。
元プロ野球投手の工藤公康の息子、工藤阿須加も「この映画で初めて野球をした。毎日走って素振りも500から1000回やった」と振り返った。父親と野球をしたことはなかったようだ。波瑠も初めてのキャッチボールに苦労したことを明かした。野球未経験者が野球界のレジェンドたちを感動させた演技は必見であろう。
元高校球児が再び甲子園を目指す「マスターズ甲子園」。再び夢を追う不器用な父親たち。直球勝負してみないか。人生に。28年間しまいこまれた一つの真実。「あの夏」を越えて今、夢の続きが始まる。主題歌は浜田省吾10年ぶりの新曲『夢のつづき』。映画『アゲイン 28年目の甲子園』2015年1月17日(土)全国ロードショー。
(TechinsightJapan編集部 うめ智子)
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