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【海外発!Breaking News】病院に向かう車内で出産した女性、血まみれで放置された車に警察官「重大事件か」と勘違い(英)

TechinsightJapan / 2023年11月7日 20時55分

【海外発!Breaking News】病院に向かう車内で出産した女性、血まみれで放置された車に警察官「重大事件か」と勘違い(英)

病院に向かう車の中で女児を出産したイギリス在住のある女性は、大量出血のため病院に緊急搬送された。女性が病院で治療を受けている間、車は血まみれのまま現場に放置されていたそうで、発見した警察官から「重大犯罪が発生したのではないか」と心配されたという。英ニュースメディア『Metro』などが伝えた。

英グロスターシャー州フォレスト・オブ・ディーンで暮らすエミリー・キャスリーンさん(Emily Kathleen、29)は9月7日、病院に向かう車の中で長女パイパーちゃん(Piper)を出産した。

エミリーさんが最初に陣痛を感じたのは妊娠39週目を迎えた9月6日未明のことで、彼女はパートナーのジェイクさん(Jake、32)が運転する車で「グロースター病院(Gloucester Hospital)」へ向かったが、しばらくして痛みが遠のいてしまったため午前9時に一旦自宅に戻ることにした。

そして翌7日の午前1時頃に破水し、再び病院に向かったが間に合わず、ジェイクさんの介助のもと午前1時35分に女児を出産した。

エミリーさんは当時の状況について、このように振り返っている。

「起こらないでほしいことに限って、必ずその通りになるものです。しかも最悪のタイミングで。家に戻ったその晩に、本格的な陣痛が始まってしまったのです。私たちは病院から車で約50分の場所に住んでいるので、出産まで間に合わない可能性があることは分かっていました。破水後、自宅を出て20分ほど走ったところで赤ちゃんが降りてきたので、私はジェイクに『いきむから車を停めて』と言いました。2人目のお産が早く進むことは知っていましたが、こんなにも早いなんて…。そして誰もいない真っ暗な場所に車を停めて助産師に連絡して、その数分後には娘が生まれたのです。無痛分娩ではなかったのでとても不安でしたが、ジェイクのサポートは素晴らしく、ちょうど出産している姿が車のサンルーフに映って見えていたので、私も赤ちゃんが出てくる瞬間を見ることができました。」



その後、目印となるレストラン「Toby Carvery」の駐車場に車を移動し、救急車の到着を待っていたところ突然、エミリーさんが大量出血したという。

実は彼女、長男のローマン君(Roman、6)を出産する際に原因不明の大量出血を経験したそうで、2人目の分娩時には出血を抑えるための特別な処置を受ける予定だったのだ。

「救急隊が到着し、病院に向かう救急車の中で、ジェイクは生まれたばかりの娘を抱きながら私の心拍が急激に下がっていく様子を見ていました。本当に恐ろしく不安でいっぱいでしたが、隊員たちはとても落ち着いていて私たちを安心させてくれました。病院に到着後は、胎盤を取り出すための緊急手術を受けました。合計で3リットルもの大量出血をしていたため、私はスタッフから緊急事態を意味する『コード・レッド』と言われて…。あの時はもう助からないかもと思いました。」

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