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【海外発!Breaking News】ドアをノックして4年のツル、女性に子を披露 さらに巣立った子がつがいの相手を紹介(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2023年11月1日 18時21分

そんなオータムさんは2022年5月、TikTokにカールの動画を投稿し始めたことで人気が急上昇。今ではフォロワーが11万人を超えている。

オータムさんはその中で、2022年春に生まれたオス“ジュニア(Jr.)”を紹介しており、「ジュニアはとてもおふざけが好きでね。カールはジュニアにもドアのノックの仕方を教えていたのよ。日々、ジュニアの成長を目の当たりにできることは私の喜びでもあるの」と語っていた。

しかしカールは毎年、巣立ちの準備ができた子ヅルを追い立てるそうで、ジュニアは今年1月末に突然、オータムさんの家にやって来なくなったという。

オータムさんは当時、「こんな日が来るとは分かっていたけど、やはり寂しいわ」と肩を落としていたものの、今年7月、ジュニアはつがい相手を紹介するためにオータムさん宅にやって来たそうで、オータムさんは興奮気味にこう述べていた。

「ジュニアのことは何度か、1羽でいるところを見かけてね。声をかけたことがあったの。でも、こうやってジュニアがパートナーを見つけ、ひとりぼっちではないと分かって安心したわ。それにジュニアは、とても得意そうにしていたのよ!」



一方でカールとカーラの間には今年3月、湖にある巣で“カイル(Kyle)”と“ケビン(Kevin)”の双子が誕生しており、2羽は双子が巣から出られるようになるとすぐ、子供たちをお披露目にやって来たという。

しかしながら5月末、カイルは道路を横断中に車に撥ねられしまい、地元のレスキューサービスに連絡して手当てを受けたものの、死んでしまったそうだ。



オータムさんは「カールたちは湖の周辺一帯、そして私の家の庭を歩き回っているの。ここは彼らの家だから、道路を渡らないわけにはいかないのよ」と語り、この事故を受け、近くの道路に「ツルが道路を渡ります。ゆっくり運転してね」という看板を設置したという。

ちなみに、オンライン版『ナショナルジオグラフィック』によると、カナダヅル(ツル目ツル科)は全体的に灰色であり頭の真っ赤なトサカが特徴で、翼長が約1メートル、全長は大きいもので120センチになるという。また世界中のツルの中で最も数が多く、雑食で野生の寿命は約20年とのことだ。ただ生まれてからしばらくの間は、頭の色は灰色のままだそうで、今春に生まれたケビンは、ここにきてやっと頭が少しずつ赤くなり始めたそうだ。

オータムさんは「ケビンの巣立ちももうすぐ。でもカールは私をとても信頼してくれているし、何よりも私のことを選び、我が家を毎日訪ねて来てくれていることにとても感謝しているの」と笑顔を見せており、カールの一家には頻繁に「アイ・ラブ・ユー」と語りかけ、優しく見守っているという。

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